NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

【FR会議7】ACTIONフレームワーク

ミンガラーバー!

自称ファンドレイザー鈴木亜香里です。

 

私の所属する地球市民の会では、毎週1時間程度、事務局皆でファンドレイジングについて話し合う会議(FR会議)を実施しています。

 

今回は第7回!「ACTIONフレームワーク」というものを皆でやってみました。

 

前回までの記事はこちらから。

【FR会議1】ファンドレイジング目標を立てる - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

【FR会議2】寄付チャネルを整理する - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

【FR会議3】ケースステートメントを作る - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

【FR会議4】潜在力チェックリスト - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

【FR会議5】データーベース活用・クラファン準備 - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

【FR会議6】SWOT分析をやってみた - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

 

ACTIONフレームワーク

本日のテーマ

  • ACTIONフレームワークを使って、共感エピソードを洗練させる
  • チン学校建設クラウドファンディング進捗確認
  • JAMMINのTシャツ作製

 

ACTIONフレームワークとは

団体の説明や事業の説明をする際に、ACTIONの要素が入っていると良い。クラウドファンディングを行う際も、紹介文にすべての要素を入れることが大事。

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ACTIONフレームワーク

この6要素を入れて、1分くらいで団体のことを語れるようになると良いです。

 

今回は、8月にチン州学校建設のクラファンを控えていることもあり、チン州の学校建設クラファンで紹介する共感エピソードを考えることにしました。2チームに分かれてそれぞれ話し合いをしました。

 

1チームは、チン州で事業を始めたきっかけや、チン州での活動の変化エピソードなどがたくさん出ました。

もう1チームは、学校建設予定の「エタヤ村」にしぼってエピソードを出しました。普段チンに関わりがないメンバーが質問し、チン駐在員がそれに答えていくという感じでエピソードを出していきました。

 

たくさんエピソードが出ましたが、なかなかまとめるのが難しい!!時間内にはまとまりませんでしたが、クラファンの紹介ページに載せられるエピソードがたくさん出ました。載せきれないエピソードも、Facebook等で紹介できそうです。こちらのアウトプットは、クラファンページの出来上がりをお楽しみに!

 

クラファン進捗確認

8月実施予定のクラファン関連のタスクを確認しました。振込用紙を同封する、メール署名作戦などは、クラファンセミナーから教えてもらった情報です。

 

  • 紹介ページ作成:7月27日までにページを完成させる。本日話し合ったACTIONの内容を入れる。
  • アタックリスト:各自記入済。紹介ページができ次第、各自アタックを開始する。8月1日の開始時に寄付がすでに入っているほうが盛り上がるので、7月中からアタックしてOK。寄付をいただいたらリストに追記する。
  • 振込用紙同封:会員さんに送るチラシに、振込用紙も同封する
  • プレスリリース:7月27日~29日までに出す。開始時FBライブ告知も含める。
  • メール署名大作戦:メールの署名欄に「クラファン実施中!」をURL入りで盛り込む
  • FB投稿:今週は2本投稿予定

 

JAMMINのTシャツ作製

京都の企業JAMMINがNPO/NGOとコラボで手掛けるTシャツ製作の話が来ています。

JAMMIN(ジャミン)Social Wear Brand

 

いろんな団体とコラボし、その団体にあったデザインのTシャツを作ってくれるそうです。Tシャツ1枚の売上の20%(700円)が団体の寄付になります。他費用・販売の手間等は団体負担なしでできます。注文があった分だけ作られるみたいなので、在庫を抱えることもないみたいです。

 

かわいいデザインのTシャツが多いし、寄付にもなるし、何より楽しそう!!ということで、事務局皆でやる気になっています。JAMMINさんと相談しながらTシャツを作っていくことになりそうです。

 

Tシャツ作製にあたって必要な事項を話し合いました。デザインをしてもらうにあたって、団体の理念やエピソードなどを先方に伝える必要があります。これまでFR会議で話し合ってきたエピソードなどが使えそうです。

 

感想

ACTIONフレームワークも、一人でやっていると大して面白いことが出てこなくて行き詰りますが、皆でわいわい話しながらやると良いですね。

 

チン駐在員に「これはどうだったの??」などと質問をして深堀りをしていくと、意外とたくさんのエピソードが出てきて面白かったです。

 

私たちのチームは「エタヤ村」にフォーカスしてエピソードを出しました。変化の物語がとても面白かったです。

 

最初は「困っていると言えばお金をもらえる」と思っていた村の人たち。受け身だった村の人たちと、何度も話し合いを重ねて、ミニプロジェクトを実施してもらい、今では村に学校建設を任せられるくらい主体性を引き出すことに成功!まだ経験の少ないチンのスタッフたちが、工夫をしながら村と向き合う様子がドラマチック!出したお金以上に、村の成長が感じられる変化が起こっていました。

 

モスト・シグニフィカント・チェンジのエピソード出しみたいな感じがしました。ぜひ、素晴らしい文章にまとめてもらいたいと思います。

 

(7月29日追記)

クラウドファンディングの文章、まとめました。

ミャンマー・チン州に暮らす子どもたちのために学校を建てたい!

今回のACTIONの内容を意識して、エタヤ村のストーリーにフォーカスして作った文です。けっこうエモくできていると思うので、読んでみてくださいね!(そして寄付もお願いします)