NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

4月12日【ミャンマー】新型コロナウィルス(COVID-19)最新情報(出入国関連)

ミンガラーバー。

ミャンマー在住の鈴木亜香里です。

 

新型コロナウィルスに翻弄される日々が続いています。ミャンマーでは感染者数が公式発表でゼロということもあり、比較的穏やかな日々が続いていましたが、3月中旬ごろから動きがいろいろ出てきました。ということで、できる限りまとめたいと思います。

 

<4月12日更新情報>

・隔離の期間が14日から28日間に(施設21日+自宅7日)

・空港着陸禁止が4月30日まで延長に

 

ミャンマーの空気感やロックダウン情報等に関心がある方はこちら。

www.ngomyanmar.com

 

ミャンマーの感染者の詳細を知りたい方はこちら。保健スポーツ省の発表を翻訳します。

www.ngomyanmar.com

 

 

情報収集のために(3月27日追記)

航空券の情報、各国の入国制限等については、状況が刻一刻と変化するのでブログでは間に合いません。最新情報はtwitterでつぶやいていますのでフォローしてください。

@akari323

 

また、ミャンマー関係の情報はヤンゴン在住の桂川さんのtwitterが情報が早く、参考になります。

@melt_myself

 

日本帰国組向けへの情報

続々と始まる日本帰国

(3月20日追記)

JICAは全世界の協力隊員に帰国の指示を出しました。職員や専門家でも、60歳以上の方、持病がある方、随伴家族は日本に帰国するようにという指示が出ています。そして、帰国後は2週間の自宅待機です。

 

感染リスクは、ミャンマーより日本のほうが高そうですが、もし重症化してしまった場合にミャンマーでは十分な医療が受けられないため、ハイリスクの方を日本に帰す方針のようです。こちらはJICAの方針ですので、JICA以外の方には関係ありませんが、参考のために記載しています。

 

他の企業等でも、駐在員や駐在家族の帰国を指示するところも出てきているのではないかなと思います。

 

(3月25日追記)

3月24日に、在ミャンマー日本大使館より「新型コロナウイルス感染症(早期の出国の検討について)」というメールが来ました。

1 既にお知らせしたとおり,3月23日深夜,ミャンマー国内で初めて陽性患者が確認された旨ミャンマー政府から発表がありました。
2 また,当館から累次お知らせしていますとおり,当地と本邦の間の直行便は減便の状態が続いており,今後の動向は予断を許さず,また,周辺国を経由して帰国するのも困難な状況になっています。さらに,当地の医療機関の施設や受入体制は,本邦と比較して必ずしも十分とは言えないところ,当地への入国の際や当地における病院を受診した際に体調が悪かったため,当地における指定病院に義務的に隔離される事態に至る場合,困難を伴うことが予想されます。
3 つきましては,観光等で一時的に滞在中の方や,日本に早期帰国が可能な在留邦人の方等は,早めの出国を御検討ください。また,各企業,団体におかれても,業務の実施体制につき検討されることをお勧めします。 

 これは、在住組にかなりのインパクトを与えています。私の所属する地球市民の会からも、「駐在員の帰国命令」が出ました。企業の駐在員はもちろん、NGO駐在員や個人起業家の方の帰国も始まっています。

 

(3月31日追記)

これまで、家族と60歳以上の方のみ帰国対象としていたJICAですが、専門家や契約社員も帰国対象となったそうです。職員は残るらしい。皆がどんどんいなくなっていく・・・。

 

飛行機のキャンセル・減便

人々が移動を控えている中、飛行機はガラガラ。採算が合わなくなるので、各航空会社は便をキャンセルしたり、減便したりしているようです。

予約していた便に乗ろうと空港に行くと、キャンセルされていたというケースもけっこう聞きます。航空会社が対応に追われていて、キャンセルのアナウンスが全く間に合っていないようです。なので、自分の便が本当に飛ぶのか、前日に確認をすることが大事です。(ミャンマー国内線の話ではなく、国際線の話ですよ!)

 

ANA

ANAの成田ーヤンゴン直行便は、3月25日、27日、30日、4月2日、3日、6日、7日、11日、15日、16日、23日の欠航を決定しています。

www.ana.co.jp

 

たぶんANAが一番最後まで残るのではないかなと思います(JICAもANA利用を推奨している)ので、日本に戻る予定がある方はANAを手配するのが良いかと思います。他国でトランジットしてしまうと、日本に入国する際にいろいろひっかかる可能性も出てきます。

 

(3月21日追記)

3月20日に、知人が26日のANA便を予約したのですが、残りの席が少なくぎりぎりだったそうです。しかも、料金は15万円・・・。ヤンゴン→成田の片道でこの料金です。ヤンゴンから脱出する動きが加速しており、しかも他のエアラインはほぼ利用できないので、料金が上がってきているのでしょう。日本に帰国する予定がある方は、帰れなくなる前にANAの航空券を入手すべきです。

 

(3月25日追記)

ANAの直行便は、4月17日ごろまで満席でとれません。他に、マレーシア経由で成田に行く飛行機が安く売っていて、4月3日ごろまでならとれるそうです。ただ、マレーシアの政策がどうなるかわからないので・・・判断が難しいところ。→マレーシア経由なくなりました。

 

(3月27日追記)

3月31日までの期間限定で、タイが24時間以内の乗り継ぎ者を受け入れてくれています。→終了。

 

バンコクエアウェイズ、Air Asiaや大韓航空、タイ・ライオンエアなど、多くの航空会社が使えなくなっていますので、ご注意ください。ベトナム空港も3月25日くらいが最後で無くなるとか?(このへんは情報を追いきれないので、ご自身でご確認ください。twitterが一番早く更新しているので、twitterフォローよかったらどうぞ)

 

商用の国際旅客航空便着陸禁止措置(3月29日)→ANA直行便は片道運行!→4月30日まで延長(4月12日更新)

3月29日に、ミャンマー運輸通信省民間航空局が、商用の国際旅客航空便の着陸を禁止しました。期間は3月30日23:59~4月13日23:59まで。医療目的や貨物便などは対象外。

 

この発表で、「予約していたANA便が飛ばない!?」と、帰国の日を待っている人たちに衝撃が走りました・・・。

 

が、その後、在ミャンマー日本大使館とANAがミャンマー政府と交渉してくださり、これまでの予定通りにANA便が飛ぶことになりました。おそらく、成田→ヤンゴン間は空っぽで、ヤンゴン→成田間は満席という状態になります。丸山大使も動かれたとの噂。本当に関係者の皆さまには感謝しています。ミャンマー在住者の間でANAの株が上がりまくり!私も一生ANAに忠誠を誓います。

 

(4月2日追記)

Myanmar Airway Internationalも、広州行き(4月3日)、インチョン行き(4月2日、7日、9日、11日)、クアラルンプール行き(8日、9日)を運行するそうです。もちろん、脱出用の片道のみの飛行機です。

こちらを乗り継ぎで利用すると、日本に入国するときにPCR検査の対象になります。今、日本の成田や羽田の検疫はヤバイ状態で、「むしろそこで感染爆発するのではないか?」と皆が不安に思っているところですから、MAIの広州、インチョン、クアラルンプール行はお勧めできません。ただ、運航しているよーという情報共有までに。

 

(4月12日追記)

国際旅客航空便の着陸禁止令は4月13日23:59まででしたが、4月30日23:59まで延長されることになりました。4月11日に発表。最初にAung San Su KyiさんのFBで知らされました。

 

ANAの成田直行便ですが、大使館とANAの頑張りにより、4月14日以降の便も当初のスケジュール通りに運行されることとなりました!本当にありがたいです。

NH814運航予定日は、 4月14日、17日、18日、19日、20日、21日、22日、24日です。25日以降はスケジュールが公開されていませんので、帰国する方は24日までに帰ることをお勧めします。

 

日本への入国後の行動制限(3月27日追記)(4月2日追記)

3月28日より、東南アジアの国に入国後の行動制限がつきました(3月26日発表)。ミャンマーは対象外ですが、タイやマレーシア等の経由便で帰る場合は行動制限の対象となります。→3月31日より、ミャンマーもレベル2に引きあげ。

 

<東南アジアの対象国>

インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア

(もうすぐミャンマーも対象になりそう。上記の国で乗り換えた場合は対象になります)

→4月3日0時より、ミャンマーも対象に。ミャンマーから直行便でも、下記の行動制限の対象となりました。

 

<行動制限>

・日本についてから、公共交通機関を使ってはいけない。(誰かに迎えに来てもらうか、レンタカーを自分で運転して帰るしかない。国内線も使用不可)

・自宅等で14日間待機。自宅に戻れない場合は自分でホテルを手配。

 

関東在住の人はいいでしょうが、遠方の方にはかなり厳しい処置。でも、まだ帰国できるだけマシなのか・・・。ミャンマーから帰国する場合は、ANA直行便だと行動制限がかからないのでオススメですが、チケットがぜんぜん取れないっていうね・・・。

→4月3日よりミャンマー帰りの人も行動制限の対象になりました。

 

ヤンゴン空港で見送り・お迎え禁止(3月29日追記)

3月29日00:00から、見送りやお迎えの人は空港に入れなくなりました。空港に入れるのは、その日のチケットを持っている人か、空港職員のみです。

 

在住者向け情報→残留者向け情報

ミャンマーに住んでいる人・・・ビザはどうするか、一時帰国はどうするか、いろいろ悩みますよね。

 

再入国禁止

一部の政府機関の話を小耳にはさんでいますが、そこに所属の人は、ミャンマーへの再入国禁止令が出ています。日本に帰るのはいいんだけど、日本からミャンマーに戻ってくるのが危なすぎる(病院収容リスクあり)という理由のようです。

 

つまり、水祭りの一時帰国が実質禁止ということです。水祭りは帰れない、他国にも行けない、開き直って水祭りを楽しむこともできない(ミャンマー政府に騒ぐの禁止されてるので)・・・ということで、ウツウツとした4月を迎えなければならないようです。

 

私も一時帰国のために、去年の11月からANAを予約していました。4月11日の便を予約していたのですがフライトキャンセルになり、webでチェックしたところ、4月10日に振り替えになっていました。帰りの便は4月20日なので、そのままになってる・・・。→キャンセル無料だったのでキャンセルしました。

 

JICAは、国外への移動については、原則全部禁止。ミャンマー国内については、業務であれば可能ですが、私的旅行は原則禁止のようです。「水祭り中にシャン州に旅行に~♪」なんてのんきなことを言っている場合ではなく、ヤンゴンの家で引き籠らないといけないみたいですね。

→(4月2日追記)旅行どころか・・・帰国推奨になりました。

 

ビザランの悩み

ビジネスビザで滞在している人は、70日ルールがありますよね。ビザの更新のために、一度外国に出る必要があるので、皆さん苦労されているようです。飛行機も便数が減るし、感染リスクや病院収容リスクもある・・・。

 

コロナ騒動が長引くようなら、ギリギリ今のうちにビザを更新しておいたほうが良いかも・・・?また、いざとなったら、罰金覚悟のオーバーステイをする必要もあるかもしれません。

→(3月21日追記)もうビザランは事実上不可能です。下記に書いています。

 

私の場合は、NGOビザで1年間期限があり、更新もヤンゴンでできるので助かっています。

 

(3月20日追記)

外務省からのメール引用です。

当地におけるミャンマー滞在査証の延長について ミャンマー政府が発行した滞在査証の期限が切れる場合について,一旦出国せずとも当地の入国管理局でも場合により延長の手続きが出来るとのことです(注:観光目的のためビザ免除で入国した場合には,いかなる場合であっても滞在期間の延長等は出来ません)。条件や手続きについては,最寄りの入国管理局にご確認下さい。

ということで、ビザランをしなくても済みそうです。でも、必要な書類がけっこう難しいので、急いでビザランに行くという人もいます。対象の方は、まだ飛行機の便があるうちにイミグレに相談し、書類が難しそうなら急いでビザランに行くか、オーバーステイのお金を払う覚悟を決めるかしないといけないようです。

 

(3月21日追記)

ビザラン時に頼れるタイ国に、実質的に入国不可能となってしまいました。高額な医療費が払える保険に入れとか、COVID-19に罹っていない証明書を出さないといけないので、実質不可能です。

www.thaiairways.com

 

となると、ビザランに行ける国がほとんど残っていません。タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、韓国、中国・・・全部だめですよね。我々に残された道は、日本に帰るか、ミャンマー国内で頑張ってビザを更新するか、オーバースティするかしかないみたいです。

 

大使館からの推薦状(4月2日追記)

ミャンマー国内でビザを延長する際に、入国管理局から大使館の推薦状を求められることがあるそうです。その場合は、在ミャンマー日本大使館が推薦状を発行してくれます。ありがたい。

受付時間 :8時30分~16時00分

必要物 :パスポート

交付日 :翌業務日

住  所 : No.100 Natmauk Road, Bahan Township, Yangon

手数料 :無料

 

在ミャンマー日本大使館の所在把握調査(3月28日追記)

3月27日に、大使館からメールが来ました。ミャンマーにいる皆さん、回答しましょう!

在留邦人の皆さまへ
当地滞在中の皆様へ
                                                             令和2年3月27日

 このお知らせが関係する方々に広く伝わるよう,皆様の知人・友人等周囲の邦人の方々に幅広く共有していただけると幸いです。

1 在ミャンマー日本国大使館では,現在のミャンマー国内における新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ,皆様の在留状況を可能な限り正確に把握したいと考えております。そのため,現在,在ミャンマー日本国大使館に在留届を提出されている方及び「たびレジ」に登録されている方(旅行者等の短期滞在者,企業駐在者等の長期滞在者,永住者の別を問いません。)を対象に所在把握調査を行いますので,以下の入力フォームに必要事項を記入の上,必ずご回答をお願いします。
(入力フォームはこちから)
https://forms.gle/6hBHeQoA2buTJDtX8

2 上記入力フォームによる登録ができない等の方は,入力フォームで回答を必要としている事項を次のメールアドレス宛に送付してください。
 ryoji@yn.mofa.go.jp

 本お知らせは,在留届にメール・アドレスを登録された方,「メルマガ」に登録された方及び外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録をされた方に配信しています。

 

旅行者向け情報→ミャンマーに来たい人向け情報(→無理です!)

日本からミャンマーに旅行に来ようという方向けの情報です。今は、ビジネス関係者はほとんど出張禁止例が会社から出ていることかと思います。

 が、その一方で、「日本にいても行くところがないから」「航空券が安いから」ということでミャンマー旅行を計画される方もいらっしゃるようで、数件お問い合わせをいただいております。そういう方向けの情報となります。

旅行者の方には、くれぐれも、病気をミャンマーに持ち込むことのないようにご注意をお願いしたいです。 

 

(3月18日追記)

ミャンマーでも「そろそろ、旅行とか言ってる場合じゃないでしょ!?」という空気が出てきています。日本の外務省も、全世界にむけてレベル1の勧告を出しました。不要不急の旅行の場合、再検討を強くお勧めします。→その後、3月25日に全世界レベル2に。

 

(3月21日追記)

この章のタイトルを旅行者向け情報としていましたが、ただの観光旅行者はもう来れないと思います。仕事などの理由で、ミャンマーに来たい人向けの情報ということで、「ミャンマーに来たい人向け情報」と改題しました。

 

入国制限(3月24日追記)(4月12日追記)

(3月24日追記)

ついに、全部の外国から来る人に入国制限がつきました。25日0時から有効です。

 

3月15日から入国制限がかかっている国は、

  • 中国
  • イタリア
  • イラン
  • 韓国
  • フランス
  • ドイツ

さらに3月21日より、以下の9か国が追加となりました。

  • 米国
  • スイス
  • 英国
  • オランダ
  • オーストリア
  • ベルギー
  • ノルウェー
  • スウェーデン
  • デンマーク

詳しくは外務省から情報をとってください。

 

簡単にまとめると・・・

 

(1)中国湖北省、韓国テグ、キョンサンに過去14日間滞在歴がある外国人は入国不可。ミャンマー人は14日間の経過観察期間。

(2)韓国その他の地域、イタリア、イランからの旅行者はCOVID-19陰性の証明書が必要。そのうえで、14日間の自宅隔離。

(3)入国制限対象の地域に過去14日間に滞在した人は、ミャンマーに入国後14日間定められた場所で経過観察(=病院に収容される)。ただし、外交官と国連関係者は14日間の自宅隔離。飛行機に乗る前に、発熱、咳、呼吸不全がないことの証明書が必要。

 

当該地域からは、外交官か国連関係機関職員以外は来るな、全員14日間病院に隔離するぞ、ということですね。

日本も今後、入国制限の対象になる可能性もあるので、注意が必要です。→はい、なりました(3月24日)

 

(3月24日追記)

3月23日に初の感染者が出たことで、条件が厳しくなりました。ミャンマー外務省から発表でました。

 

1)外国からくるすべてのミャンマー人は14日間の施設での隔離を受ける。→21日間の施設での隔離+7日間の自宅隔離に変更(4月11日発表)

2)すべての外国人はCOVID-19に罹っていないという72時間以内の証明書が必要。そして、14日間の施設での隔離を受ける。→21日間の施設での隔離+7日間の自宅隔離に変更(4月11日発表)

3)外交官や国連職員もCOVID-19に罹っていないという72時間以内の証明書が必要。そして、14日間の自宅隔離を行う。

 

ミャンマー人でも日本人でも、罹ってなくても隔離です。証明書も取れないので、外国人がミャンマーに来るのは事実上不可能に!ミャンマー人でさえ、隔離覚悟で帰ってこなければならなくなりました。(隔離=劣悪な環境で集団感染しそう・・’・)

 

アライバルビザとe-VISAの一時停止(3月21日追記)

3月20日~4月30日まで、アライバルビザとe-VISAが一時停止されます。ビジネスビザをe-VISAでとっていた人たちにとってはかなりの痛手。しかも、発表されてから停止されるまでが数時間しかありませんでした。

 

日本人がミャンマーにお仕事で入るには、どこかの国にあるミャンマー大使館まで行ってビザ申請をしないといけなくなったということですね。数年前みたいだ・・・。

 

日本人はノービザで入国可能!(3月22日追記)→無理になった(3月24日)

3月22日、友人3名がノービザで無事に入国を果たしました。タイで飛行機に乗る際に少しもめたそうですが、飛行機に乗れたあとは楽勝だったとのことです。

 

中国はアライバルビザ可ですが、現在アライバルビザ停止中なので入国不可。

韓国はノービザ可ですが、 現在入国制限がかかっているので、入国不可。

ということで、日本国籍の人のみ、ノービザで入国できるみたいです。

 

ちなみに、ノービザは観光目的扱いとなります。

・期間は30日間

・ミャンマー国内で更新できない→30日後には出国するか、オーバーステイするしかない(長期滞在者にとっては・・・30日後が心配すぎる)

 

陸路を閉じたり、入国制限バンバンかけている中で観光目的のノービザがOKとは、完全にバグです。ミャンマー政府が気づき次第、ノービザもNGになる可能性が高いです。なので、最新の情報を集めたいのですが・・・口コミしか情報がないので痛い。ミャンマー在住者のツイッターでなんとか情報を集めているところです。

 

外国人の陸路からの入国禁止(3月20日追記)

3月19日より、陸路での入国はすべて禁止されました。外国人には、国際空港のみ開かれています。ミャンマー人については、陸路での入国も可能だそうですが、健康チェックと検温があります。

(外国に働きに出ていたミャンマー人が帰国してくる動きが出ているそうなので、帰国組がウィルスを持ってこないか、心配ではあります)

 

入国時に検査がある

外国からミャンマーに入国する際、飛行機の中でこのような紙(検疫申告書)を渡されるそうです。健康状態を申告するのですね。

 

症状がある場合は隔離される

もし、入国時に症状が出ている場合は、政府の指定病院に隔離されます。隔離の条件は、体温38℃以上、咳・くしゃみ・息切れの症状がある場合です。

この指定病院への隔離が、実は一番怖い!ミャンマーには、民間の設備が整った病院もたくさんあるのですが、隔離されるのは政府の病院です。設備は整っておらず、まるで野戦病院のような劣悪な環境・・・(行ったことないから想像ですけど)。コロナウィルスよりも、他のウィルスで死ぬんでは?なんて思ってしまいます。

恐怖の病院送りにならないように、少しでも体調が悪ければ飛行機に乗らないでください。マジで怖いです。

 

外務省からのメールでありましたが、

ミャンマーの入国の際や,ミャンマー国内の病院で診察を受けた際に,体温が38度以上あり,かつ,咳,くしゃみ,息切れの症状がある場合,指定病院に義務的に隔離されます。検査の結果陰性でしたが,指定病院に義務的に隔離された邦人の方も実際にいらっしゃいます。

ただ,当地の医療機関の施設や受入体制は必ずしも十分とは言えないところ,当地における指定病院に義務的に隔離される事態に至らないよう,体調管理に努めるのをはじめ,十分注意するようにしてください。

ということで、普通の風邪やインフルで症状が出ても、恐怖の病院送りとなります。病院では、油っこいミャンマー料理しか食べられないでしょうから、病んでいるからだでそれはキツイ・・・。

 

まとめ

以上、簡単ではありますが、新型コロナウィルス(COVID-19)情報まとめでした。最新情報が入り次第更新していきたいと思います。皆さま、最新情報、正確な情報収集、頑張ってください。

 

 

 

「こんなんで帰国しちゃだめ」??

私は国際協力業界に所属しているので、JICAとか、他のNGOの人とかの動向が気になります。twitterでチェックしていて見かけたツイート。

 

原さんはウガンダ残留を決めたみたいなので、彼の覚悟が揺らがないようにという気持ちも込めたツイートなのだと思います。

 

私の場合は、ミャンマー残留組です。生活の基盤がミャンマーにあるので、家族皆で日本に避難するというのが現実的ではありません。日本に行ったら、夫も私も仕事がなくなるので無理。そして、家族4人とも一応若くて持病もないので、重症化リスクは低いと判断しています。

 

海外の現場で国際協力に関わっている人たちはさまざま。ビジネスの人もいる。それぞれリスクも違うし、いろいろな事情があるので、どっちが良いとかそういう話ではないかなと思います。それぞれの選択を尊重して、はやく元通りになることを祈るばかりです。

 

(3月27日追記)

その後、ウガンダの空港が閉鎖され、日本人に対するヘイトも多く出てきたため、原さんは安全のために帰国されました。体調にも問題なく、無事だそうです。目まぐるしく状況が変わるので、海外にいる日本人は皆、精神的にやられてます(私も含めて)。