NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

【ケース41まで】ミャンマーCOVID-19感染者情報を翻訳してます

ミンガラーバー。

ミャンマー残留決定の鈴木亜香里です。

 

この記事では、ミャンマーの感染者情報を日本語訳して載せていくつもりです。保健スポーツ省の発表を載せます。

 

 

ケース42以降は別記事にまとめています。

www.ngomyanmar.com

 

ミャンマーの空気感やロックダウン等について知りたい方はこちら。

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ミャンマーからの帰国や残留を検討している方はこちら。

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ミャンマーの感染者

ついにミャンマーでも感染者がでました。1人ずつ翻訳をしてまとめていきたいと思います。

 

ケース1:アメリカ帰りのM男性、36歳、チン

判明

(3月23日23:45発表)

アメリカより3月13日にミャンマーに飛行機で入国した、チン州ティディム町に住むミャンマー人(アメリカのグリーンカードを持っている人、36歳、男性)は、19日に熱が出たので、Population Services International クリニックに行き、21日にティディムの病院に転院して、隔離をされていた。その患者には、咳や呼吸器関係の症状は出ていなかった。その患者より検体を22日に採取し、ヤンゴンの検査局に送り、本日23日にCOVID-19の陽性が判明した。

23日夜11時に結果を受け、その患者の健康状態を見たところ、熱や呼吸器関連の症状はなく、回復傾向にあった。その患者は、チン州ティディム病院で隔離されている。

 

行動歴

(3月24日20:00発表)+(3月27日20:00発表で補足あり)

チン州のティディムにいる36歳の男性患者の家族や濃厚接触者の家を立ち入り禁止としいて、カッテル村の人々はできる限り自宅待機するよう、外との行き来をしたいように指示をしている。PSIクリニックで診察した医師も病院で隔離して検査をしている。

例の患者が、ミャンマーに着いてから訪問した先が判明したので、関係した人は近くの保健局に早く(早く)知らせてほしい。

 

・例の患者は、その母親と一緒にアメリカのワシントンから3月13日に出発し、カタールのドーハで乗り継ぎ、3月15日午前中にBritish Airlineでヤンゴン国際空港に到着した。

→(3月27日補足)この患者は、母親と一緒にアメリカのワシントンから3月13日にAA3269でChicagoへ、ChicagoからDohaへはQatar726を使用した。3月14日にドーハからQR918で出発し、ヤンゴン国際空港に15日午前5:45に到着した。

(鈴木コメント:第一報ではBritish Airlineでしたが、その後の情報ではQatar Airlineとシレッと修正されていました)

 

・ヤンゴン国際空港からザガインのカレー空港へは、UB-503に乗り、3月15日14:30に到着した。

・カレーでは、3月15日から17日までタッウーティーダー、ヤダナー通りで宿泊し、15日の夜に交差点にある金屋に行った。16日にはCherry Photo Studioで結婚写真を撮影した。

・3月17日に、カレーからティディムへ、ピーチッターラインカーで出発し、車の中には12人が乗っていた。

・ティディム、ルエボォワ地区で1泊し、18日にカッテル村にAGの車で出発した。

・3月19日の午前中に熱が出始めて、カッテル村にあるPSIクリニックに午前8:00に行った。

・PSIクリニックの医師は、ティディムタウンシップの州病院に連絡して、州病院内の8部屋ある2階建ての建物の2階でしっかりと隔離した。

 

健康状況

(3月27日20:00発表)

健康状態は良好。→回復

 

ケース2:イギリス帰りのM男性、26歳、ヤンゴン

判明

(3月23日23:45発表)

イギリスから22日に飛行機でヤンゴン国際空港に入国した26歳のミャンマー人男性は、22日に保健スポーツ省がレークー町にある国民健康研修センターで待機をして、22日の夜にモービー町の施設に移動して待機をしていた。その男性は、ミャンマーについた夜まで、熱と呼吸器関係の症状はなかったが、23日に検体をとり、検査したところ、COVID-19陽性が判明した。

その男性は、23日の夜にウェーバーギー病院に移り、隔離されている。

 

行動歴

(3月27日20:00発表)

ヤンゴン地方域、ボータタウンタウンシップ、26歳(ウェーバーギー病院)

・この患者は3月22日にイギリスのロンドンからEmirates Airlineでドバイへ、ドバイからミャンマーのヤンゴン国際空港へはFZ1585で3月22日に到着し、隔離のためにレークー保健研修センターに送られ、そこからモービー町のダンマードゥタゼータウントーヤセーケイダーヤマ僧院で隔離されている。

 

健康状況

(3月27日20:00発表)

健康状態は良好。→回復

 

ケース3:イギリス帰りのM男性、26歳、ヤンゴン

判明

(3月25日午前1:00発表)

イギリスから3月21日にミャンマーへ、タイのスワンナブミ空港経由で入国した、ヤンゴンのインセインに住んでいるミャンマー人、26歳男性は、熱と咳があったので、3月23日にインセインの病院で隔離をされていた。

彼から検体を24日に採取し検査したところ、24日に陽性が判明した。

患者は、インセインの病院で隔離されており、24日の夜の診断では健康状態が回復傾向にあった。

患者と接触があった人を全員探し出し、待機させる方針。

 

行動歴 

(3月25日20:00発表)

ヤンゴンのインセインにいる26歳の男性患者の家族2名は、病院で隔離されており、接触した9名は自宅で隔離されている。

・例の患者は、3月21日にバンコクのスワンナブミ空港からヤンゴン国際空港へ、PG701、座席番号3に乗ってきたため、座席番号1,2,3,4,5,6に座っていた濃厚接触者たちは、早く(早く)知らせてほしい。

 

(3月27日20:00発表)

ヤンゴン地方域、インセイン町、26歳(ウェーバーギー病院)

・この患者は、3月20日にイギリスのロンドンからドーハまでQatar Airline(0010H)で、ドーハからバンコクへはQatar Airline(0830H)を使用した。

・3月21日にタイのスワンナブミからPG701に乗って、21日午前9:45にヤンゴン国際空港に到着した。

・空港からインセインにある自宅までタクシーで向かい、自宅で家族7人と一緒に暮らしていた。

・3月22日の昼に、インセインにあるヘアサロンに行った。

・濃厚接触した家族2名は病院で隔離され、接触した9名は自宅で隔離されている。

・3月23日に熱、咳などの症状が出始めたので、インセインの総合病院で隔離治療を受け、3月25日にウェーバーギー病院に転院して隔離されている。

 

健康状態

(3月27日20:00発表)

健康状態は良好。

 

(4月16日)

2回の検査で陰性が出ました!

 

ケース4:アメリカ帰りのM系男性、33歳、マンダレー

判明

(3月27日午前1:45発表)

マンダレーのチャンミャッターセー町に住む、アメリカ国籍を取得しているミャンマー人、33歳男性は、アメリカからヤンゴンへ3月19日に到着した。22日から発熱、咳、疲れの症状が出たため、25日にマンダレーの病院で診察を受け、カントーナディー病院に転院して個室で治療を受けていた。その患者から検体をとり、ヤンゴンで26日に検査したところ、陽性が判明した。

その患者は、アメリカからヤンゴンへ19日の夜6時に、Qatar Airline(916)で到着し、タウンオッカラ町で1泊し、20日の夜10時にヤンゴンからマンダレーへ、カインマンダレー長距離バスで出発し、チャンミャッターセー町にある自宅へミニオーウェー車で帰宅した。

 

健康状態

(3月27日20:00発表)

健康状態は良好。

 

(4月9日20:00発表)

4月2日と4月4日に検査を実施し、2回とも陰性だった。現在の健康状況は回復しており、4月8日の夕方から隔離治療を終了し、その病院内で行動制限(Hospital Quarantine)を行う。

 

ケース5:オーストラリア・シンガポール帰りのM男性、69歳、ヤンゴン

判明

(3月27日午前1:45発表)

 ヤンゴン、ミンガラータウンニュン町に住む69歳のミャンマー人男性は、鼻腔がんをオーストラリアで1か月ほど治療して、シンガポールに4日過ごした後に、3月14日ミャンマーに戻ってきた。3月18日から発熱、咳と喉の痛みの表情が出たため、25日からヤンゴンの病院でICUで治療を受けていた。その患者から検体をとり検査したところ、26日に陽性が判明した。

 

(3月27日20:00発表)

・3月10日にオーストラリアからシンガポールへEmirates AirlineSG EK-405で、14日にシンガポールからヤンゴンへは8M232で移動した。

 

健康状態 (死亡)

(3月27日20:00発表)

 3月27日の午前中にウェーバーギー病院に転院して、特別室で隔離され、治療を受けている。

 

(3月31日)

3月31日午前7:25、残念ながら亡くなられたとのこと。ミャンマーで最初のCOVID-19死亡例となりました。

2019年2月~5月にオーストラリアで鼻腔がんの放射線療法を受け、2020年2月にはその後の検査のためにオーストラリアに行ったとのこと。

 

死因は、(英語をグーグル翻訳しただけなので誤訳あったらすみません)

(1)敗血症ショックを伴う急性呼吸窮迫症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome with Septic Shock)

(2)COVID-19による重度の肺炎(COVID-19 with Severe Community Acqured Pneumonia)

(3)鼻腔がんの放射線治療を受けていた(Underlying CA Nose with Radio Therapy)

 

ケース6:ケース3と濃厚接触者、29歳男性、ヤンゴン

判明

(3月28日午前0:15発表)

ヤンゴン地方域、インセイン町の29歳男性は、三人目の患者と一緒に、バルバドス、イギリスとタイから3月21日にミャンマーに到着していたことがわかったので、ウェーバーギー病院で26日から隔離を受けていた。その患者から26日に検体をとり検査したところ、27日に陽性が判明した。

 

健康状態

4月28日発表

回復!

 

ケース7:スイス帰りのスイス人女性、58歳、ネピドー

判明

ネピドー、58歳、スイス人女性は、3月17日にスイスのジュネーブからバンコク経由で3月18日にネピド国際空港に到着し、ホテルで自主隔離をしていた。22日に発熱、咳、下痢の症状が出たため、26日にネピドー1000床総合病院に行き治療を受けた。その患者から26日に検体をとり、27日陽性が判明した。この患者は、スイスにいるときに、3月13日、陽性が出ていた父親と2時間会っていた。

 

(3月31日追記)

泊まっていたホテルはネピドのM gallyホテル。Villaタイプのホテルなので客室同士は離れている。

 

健康状態

(4月8日20時発表)

患者は回復し、4月4日に実施した2回目の検査でも、7日に実施した3回目の検査でも陰性が出たため、今晩退院して、決められた場所(ホテル)で14日間の行動制限をとる。

 

ケース8:渡航歴なしフランス語ガイドのM女性、60歳、ヤンゴン(バハン)

判明

ヤンゴン地方域、バハンタウンシップ、60歳ガイド女性は、3月25日から咳、吐き気の症状があったので、ヤンゴン病院に26日に行った。肺炎の症状があったため、隔離されて治療を受けていた。14日間に外国への渡航歴はないが、フランス人対象のガイドとして旅行に同行していた。26日に患者から検体をとり、27日に陽性が判明した。

 

行動歴

(こちらの行動歴は保健スポーツ省発表ではなく、マンダレー旅行業界グループの発表です)

 

3月14日 K7-677で夕方にマンダレー着。Mandalay City Hotel泊。A Littele Bit of Mandalayで夕食。33人乗りのバス(ドライバーKo Aung Soe Lin、スペアKo Aung Gyi)を利用。

3月15日 シュエチャウン、チャウセイン市場、マハムニ、アウンナン手工芸店、インワ、ザガイン山、ウーベイン橋を訪問。Mandalay City Hotel泊。Small Riverで昼食、Unique Myanmarで夕食。

3月16日 シュエピャーキッ(マンダレー)、銀細工(ザガイン)、モンユアに移動。Win Unity Hotel泊。Chindwin Riverで昼食、Win Unity Hotelで夕食。

3月17日 モンユア→パコック→バガン移動。車でボーディータタウン等観光。パコックからバガンへは船で移動。ヤーザージョーホテル泊。フーピンレストランで昼食。ヤダナーモーボート(バガン)を利用。

3月18日 バガン観光。ヤーザージョーホテル泊。

3月19日 バガン→ポッパー→カローへ移動。Hill Top Villa泊。285マイルで昼食。

 

注記:マンダレーのドライバーとスペアは自宅で隔離しており、保健局に連絡をしている。ドライバーKo Aung Soe Lin(ダダーウータウンシップ、ラワーケー村)、スペアKo Aung Gyi(アマラプラ、マンダレー)

 

(以下は、KBZ Tai Newsの情報です。文章下手すぎて訳しづらいし、間違い情報もたぶん含まれています。)

COVID-19の8人目の患者が訪問した南シャンの場所一部をロックダウン(3月28日11:57)

保健スポーツ省から本日(3月28日)午前に発表されたCOVID-19患者の中の、60歳女性が訪問したシャン州南部にある場所の一部をロックダウンした。

「Kalaw Hill Top Villa、ピンダヤGreen Teaレストラン、ニャウンシュエGIC1ホテル、Mr Toeレストラン、サンカーで食事をとった。インポウコンのKo Than Hlaing織物工房を含めた5か所を訪問した。使用したミニバスにも接触した人を、近隣の保健局と協力し、検査を受けるようにお願いしたい」と、シャン州政府の社会福祉大臣ドクターミョートゥンがカンボーザータイムズに語った。

シャン州政府のスピーカーウー・ソー・ニュン・ルィンが「フランス人11名とガイド女性(60歳)だ」と語った。

その60歳の女性が訪問時に使用したのはミニバスで9C/8439である。この車に関係した人は検査を受けるようにとシャン州政府が協力を依頼している。

この患者は3月19日にカローに到着し、Hill Top Villaで1泊。3月20日にピンダヤのシュエウーミン洞窟を観光し、Green Teaレストランで昼食を食べ、ニャウンシュエに向かい、ニャウンシュエにあるGIC1ホテルで宿泊した(訳注:GIC1はニャウンシュエではなく、ナンパン村にあります)。3月21日にインレーのサンカー村、タレー村に行き、タレー村にあるMr Toeレストランで昼食を食べ、インポウコン村に行き、Ko Than Hlaing織物工房でお土産を買い、GIC1で宿泊。3月22日にニャウンシュエからヘーホーに行き、ヘーホーータンドゥエーヤンゴンの飛行機でヤンゴンに戻った。

「その場所をトゥエオウ(訳注:町の行政の偉い人)がロックダウンさせた。保健局が

必要な消毒や検査を行う」と、ドクターミョートゥン大臣が語った。

 

シャンの行程を整理すると・・・

3月19日 車でカローに到着。Kalaw Hill Top Villaで1泊。

3月20日 ピンダヤ洞窟観光、Green Teaレストランで昼食。ニャウンシュエに移動し、GIC1泊。(たぶんニャウンシュエからGIC1までボートで移動)

3月21日 ボートでサンカー、タレー村訪問、Ko Than Hlaing機織り工房訪問、GIC1泊。

3月22日 ヘーホーータンドゥエーヤンゴン便でヤンゴンへ戻った。

 

ヤンゴンの行程が入手できていないので、もしご存知の方いたら教えてください。

 

(3月30日発表)

3月22日、症状が出る前に、ヤンゴンのボージョーマーケット、チャイナタウン、パンソーダン、シュエダゴンパゴダを訪問した。

 

(FB情報より)

3月22日 Y5101 11:25ヤンゴン着。ボージョー市場、チャイナタウン、ダウンタウンのコロニー建築見学、シュエダゴンパゴダ等訪問。タイインターレストランで昼食、House of Memoryで夕食。Best Western Green Hill Hotel泊(3月29日まで連泊)。

 

3月23日 ヤンゴン環状線に9:20チーミンダイン駅から乗車。サイカー乗車。チャウタッジーパゴダ訪問。Padonmarで昼食。

 

3月24日 ホテルで休憩

 

3月25日 SOS病院で健康証明をもらい、ホテルで休憩。別のガイドと一緒に(読めない部分あり)パラミ病院で健康証明をもらい、ボージョー公園、162ショップ(チャウタッジーパゴダ前)に行きホテルへ。19:30にHouse of Memoresで夕食。

(鈴木注:この日からケース8は具合が悪いので、別ガイドが同行したと思われる)

 

3月26日 別ガイドと午前4:20に空港に行ったが、うまくいかなかったので(訳注:飛行機がキャンセルになった?)、ホテルに戻った。Padonmarで夕食。

 

3月27日 夜19:30に空港に7名が行き、QR917 01:05で出発した。

 

鈴木コメント:フランス人11人のうち4名は、22日~25日にガパリに行っている(ケース11~13)。残りの7名とケース8のガイドはガパリには行かず、ヤンゴンを観光していたようだ。

 

健康状態

(3月28日20:00発表)

回復傾向。→回復

 

ケース9:タイからミャワディー経由で帰国のM人男性、44歳、ヤンゴン

判明

(3月29日22:30発表)

ヤンゴン、ミンガラドンタウンシップ、パレーミョウティッに住む44歳ミャンマー人男性。3月23日にタイからミャンマーへミャワディー経由で入国し、26日にミンガラドンに着いた。26日に発熱、咳の症状が出たため、パレーミョウティッの病院に行き隔離治療を受け、検査をした。この患者はウェバーギー病院に転院している。

 

行動歴

(FB投稿+4月2日発表)

患者は妻と一緒に3月25日タイのメーソットに到着し、ミャワディーに夜7時ごろに到着し、シュエナンタイバス(9M/8749)でヤンゴンに行った。患者は車の中央付近に座っていた。そのバスには57名が同乗しており、隔離を受けている。ヤンゴンのパレー交差点で降り、バイクタクシーで自宅を帰った。

パレーミョウティッの自宅で家主2人と一緒に暮らしていたため、その人たちも隔離待機中。

(バスの乗客の年齢、出身村、電話番号、名前入りの座席表がFBで出回っている。出身村のほとんどは、シャン州南部の村であり、タウンジー在住者の私にとって身近な村がかなり多い・・・)

 

健康状態

(4月16日)

2回の検査で陰性が出ました!

 

ケース10:ケース5と濃厚接触者、M男性、45歳、ヤンゴン

判明

(3月29日22:30発表)

 ヤンゴン、ミンガラータウンニュン町に住む45歳ミャンマー人男性。ケース5と濃厚接触したため、28日にウェーバーギー病院で隔離、検査を受けた。この患者はウェーバーギー病院で隔離されている。

 

行動歴

(4月2日発表)

この患者は、3月25日から父親(ケース5)をヤンゴン病院で世話していたことがわかっている。

 

ケース11~13:フランス人旅行者3名(66歳女性、65歳男性、61歳女性)

判明

(3月30日19:30発表)

ケース8(フランス語ガイド)の行動歴に基づき、ガイドをしていたフランス人旅行者4名を3月28日からヤンゴンのホテルで隔離しており、29日に検査した。4人中3名が陽性となり、3名はウェーバーギー病院に移っている。その3人には今のところ、症状が出ていない。

 

行動歴

(FBより、ヤンゴンの旅程)

3月14日 SQ998 9:20ヤンゴン着、K7622 13:10でマンダレーへ。

 

3月14日~22日 マンダレー、バガン、南シャン等観光。ケース8のガイドの行動歴を参照。

 

3月22日 7Y161でガパリへ移動。

 

3月25日 7Y161でヤンゴンに戻り、タムエにあるホテルに宿泊。(コメント:Best Weastern Green Hill Hotelか?)

 

3月26日 ヤンゴンにある航空券販売店に行った。

 

3月28日 ケース8が陽性になったので、滞在していたホテルに待機となった。

 

鈴木コメント:フランス人11人のうち4名(?)は、22日~25日にガパリに行った(ケース11~13)。残りの7名(?)とケース8のガイドはガパリには行かず、ヤンゴンを観光していたようだ。

 

健康状態

(4月16日)

ケース12は、2回の検査で陰性が出ました!

 (っていうか、まだフランスに帰れてなかったのね・・・)

 

(4月19日)

ケース11は、2回の検査で陰性が出ました!

 

ケース13も回復。

 

ケース14:タイからタチレイ経由で帰国したM男性、24歳、チャウメー

判明

(3月30日19:30発表)

 シャン州北部、チャウメータウンシップに住む24歳ミャンマー人男性。3月25日にタイのバンコクからミャンマーのタチレイに来て、タチレイに2泊した。27日の夜にタチレイからマンダレーへ飛行機で移動し、その夜に自家用車でマンダレーからチャウメーへ移動した。28日にひどい嘔吐と咳の症状が出たので、チャウメーの病院に28日の夜に行き、隔離治療を受け、検査を受けた。その患者の健康状態は良好である。

 

行動歴

(4月2日発表)

この患者は、タイにいるときに嘔吐、腹痛があったので、バンコクからタチレイへタクシーで帰り、タチレイにあるホテルに宿泊した。

3月27日13:30にホテルからタチレイ空港へタクシーで向かった。空港の2階で昼食を食べ、17:30のAir KBZでマンダレーに行った。

マンダレーに友人が自家用車で迎えに来て、チャウメーに向かった。

チャウメーに着くと、チャウメー病院に行き、自宅で待機していた。28日21:45に嘔吐したため、病院に電話で連絡をして、病院で隔離治療を受けて検査をした。

30日に陽性が判明した。

 

(鈴木コメント:タイにいるときから具合が悪かったのにミャンマーに帰ってきたようです。。。)

 

健康状態

回復。

 

ケース15:ヤンゴンの私立病院勤務のM女性、45歳、渡航歴なし

判明

(3月31日20:00発表)

ヤンゴン、外国人に健康サービスを行う私立病院で仕事をしている、バハンタウンシップに住む45歳のミャンマー人女性。3月27日に発熱、喉の痛み、咳などの症状が出たので、30日にバハンタウンシップの保健局に行き、ヤンゴン西部病院で隔離治療を受けて検査を受けた。その患者は、ウェーバーギー病院に転院しており、健康状態は良好である。

 

(SOSクリニックの発表で判明。FBで情報取得)

ケース15の勤める病院はSOSクリニックでした。しばらくの間、SOSクリニックは閉鎖されます。

フランス人が3月24日にSOSクリニック病院に行き、25日にケース8(ガイド)の症状が出始めました。ケース15の症状が出始めたのが27日でした。例のフランス人旅行者の影響がここにも出ています。

SOSクリニックは、在住日本人にとって頼れる病院でした。昔からあるから頼れる感じでしたし・・・。今は病院に行くのも危ないですね。

SOSクリニックがあるインヤーレイクホテルもしばらく閉鎖されるようです。

 

行動歴

(4月2日発表)

3月26日に発熱、喉の痛みが出たので、27日と29日に勤め先の病院が用意した車で、勤め先の病院に行って診察を受けた。

患者はその病院の隔離室で治療を受け、30日に病院からバハンタウンシップの保健所に連絡し、ヤンゴン地方域の保健省に連絡がされた。患者を救急yさでヤンゴン西部病院に転院させた。

 

健康状態 

(4月19日)

2回の検査で陰性が出ました!

 

ケース16:ドバイ帰りの息子と同居していたM女性、63歳、ヤンゴン

判明

(4月1日20:00発表)

エーヤワディー地方域、イェーチータウンシップに住む63歳のミャンマー人女性。3月15日にドバイから帰ってきた息子をヤンゴン国際空港に迎えに行き、息子と一緒にミャウオッカラッパタウンシップに一時滞在していた。一時滞在中の2週間にだるさを感じており、3月30日にさらに悪化し、熱も高くなったため、ミャウオッカラッパ病院に3月31日に行った。その患者は、ミャウオッカラッパ病院で隔離治療を受け、検査をした。その患者はウェーバーギー病院に転院している。患者は糖尿病があるので、集中治療を行う。

 

行動歴

(4月2日発表)

15日にドバイ帰りの息子をヤンゴン国際空港に迎えに行き、ミャウオッカラッパタウンシップ、ガ地区、ニーラー1通りに短期滞在していた。

滞在していた2週間の間にだるさを感じ、ミャウオッカラッパにある病院に行き、27日にまだ回復せずに熱が出てきたため、31日にミャウオッカラッパ総合病院にサイカーで行き、緊急外来で診察を受けた。

患者は糖尿病と狭心症を持っていることがわかった。

病院について2時間ほど、渡航歴があること、または外国帰りの人と濃厚接触していたことがわからなかったので、ミャウオッカラッパ総合病院の職員17名が濃厚接触してしまった。

ドバイから帰ってきた息子と同居していることを患者から聞き出してすぐに、患者を隔離区にうつして検査をした。

4月1日に陽性が出たので、ウェバーギー病院に転院している。

3月15日~30日に、タマイン交差点までバスで1回行ったことがわかった。

そのため、この患者と濃厚接触した人58名は、隔離待機中である。

 

(鈴木コメント:医者たちはすぐに「外国帰りか?外国帰りの人と接触したか?」と聞いています。なのにすぐ答えなかったそうで、FBでは多くの人がケース16に対して怒りまくっています。保健スポーツ省の発表からも、隠した怒りが伝わってくるようです。)

 

健康状態 (死亡)

(4月8日発表)

4月1日の夕方にウェーバーギー病院の集中治療室に移り治療を受けていたが、4月2日から健康状態はさらに悪くなっていた。

4月8日に高熱が出て、意識が亡くなり、血圧が下がったため、ウェーバーギー病院にいる教授を含むグループが治療をしたが、患者の健康状態が回復することはなく、8日午前10:05に亡くなった。死因は

1)急性心筋梗塞(Acute Myocardial Infarct)

2)重症肺炎(Severe Pneumonia)

3)Ⅱ型糖尿病、慢性腎臓病、虚血性心疾患を持っていたこと (Underlying Type -Ⅱ Diabetes Mellitus, Chronic Kidney Disease and Ischemic Heart Disease)

 

ケース17~20:ケース15(看護師)の夫(47歳)、息子(10歳)、娘(8歳)、姪(18歳)、バゴー

判明

(4月3日20:00発表)

ケース15(SOSクリニックの看護師)と濃厚接触した家族4人は、バゴー地方域パウカウン町にある自宅で待機をしていた。検査をしたところ、夫(47歳)、息子(10歳)、娘(8歳)、姪(18歳)の陽性が判明した。指定の病院に入院して隔離治療を受けるようにする。

 

健康状態 (ケース17死亡)

(4月8日発表)

4月2日の夜にピーの病院で治療を受けた。患者は、4月6日の午前に咳に血が混じり、だるさの症状が出たので、集中治療室に移り、治療を受けた。7日に息苦しさ、血液中の酸素濃度低下の症状が出た。ピー病院の大先生が含まれるグループ、ヤンゴン第一医科大学の専門家やヤンゴン病院の教授たちが協力して治療にあたったが、患者の状態は回復せず、8日午前3:40に死亡した。

死因は、重症肺炎のために起きた急性呼吸困難と、高血圧のため。

 

ウェーバーギー病院に転院

(4月9日20:00発表)

ケース18、19、20の3名は、8日の夕方にヤンゴンのウェーバーギー病院に転院した。

(鈴木コメント:お父さんが亡くなったので、お母さんがいるウェーバーギー病院に移ったのだと思います)

 

4月28日発表

ケース19,20回復!

 

ケース18も回復!

 

ケース21:アメリカ帰り(韓国・タイ経由)のM女性、24歳、ヤンゴン

判明

(4月4日20:00発表)

ヤンゴン、タウンオッカラッパタウンシップに住む24歳ミャンマー人女性。母と弟と一緒に3月24日にアメリカから韓国へ飛行機で行き、韓国からタイへは25日の夜に到着した。26日にタイからヤンゴン国際空港に到着し、ボータタウンタウンシップにあるホテルで行動制限を受けていた。その患者は、4月2日から発熱、咳、だるさの症状が出てヤンゴン東病院に行き隔離治療を受けた。患者はウェーバーギー病院に転院しており、回復傾向にある。

 

行動歴

(4月7日発表)

母と弟と一緒に、3月7日にアメリカのニューヨークを訪問し、3月24日にアメリカからミャンマーへ飛行機で出発し、26日にヤンゴン国際空港に到着した。

その日から、患者と母と弟はボータタウンタウンシップのホテルで行動制限を受けていた。

患者は3月29日に咳、のどの痛みを感じ、4月2日の午後から熱が出たため、4が宇t3日午前11:30にヤンゴン東病院に行き、隔離治療を受けた。

患者は病院で発熱、咳、だるさ、身体の痛みなどの症状が出た。

4月4日に陽性が出たため、患者はウェーバーギー病院に転院して、隔離治療を受けた。患者の健康状態は落ち着いていた。

 

ケース21の行動歴

3月24日にアメリカ、ニューヨークから出発し、KE082(座席番号62)で、3月25日16:00に韓国のソウルに到着した。

3月25日20:00にKE659 (座席番号40)で韓国のソウルからタのバンコクへ向かった。

3月26日にタイからミャンマーへMAI 8M336(座席番号18F)でヤンゴン国際空港に到着した。

空港からボータタウンタウンシップのホテルまで、バスで移動し、18人の乗客と一緒だった。彼らは行動制限を受けている。

51歳の母とはホテルで同室にいた。19歳の弟とは別の部屋にいた。

患者の母と弟はウェーバーギー病院で行動制限を受けている。彼らの健康状態は安定している。

 

ケース22:アメリカ帰り(韓国・タイ経由)のM女性、51歳、ヤンゴン

判明

(4月6日20:00発表)

ヤンゴン、タウンオッカラッパタウンシップに住む51歳ミャンマー人女性。ケース21と一緒に3月24日にアメリカから韓国へ飛行機で行き、韓国からタイへは25日の夜に到着した。26日にタイからヤンゴン国際空港に到着し、ボータタウンタウンシップにあるホテルで行動制限を受け、ケース21と同室で過ごしていた。その患者は、ウェーバーギー病院に移って検査を受けた。患者の健康状態は良好である。

 

行動歴

(4月7日発表)

ケース21とだいたい同じ

4月4日に娘が陽性(ケース21)になったため、ケース22と息子は、5日からウェバーギー病院で隔離を受けていた。検査したところ、陽性が判明した。息子は陰性だった。

患者の健康状態は安定している。

 

健康状態

回復

 

ケース23:アメリカ帰りのM女性(ケース1の母)、58歳、チン(ティディム)

判明

(4月9日20:00発表)

チン州ティディムタウンシップ、カッテル村に住む58歳ミャンマー人(アメリカのグリーンカードを持っている)。ケース1の母親。アメリカのワシントンを3月13日に出発し、カタールのドーハ経由で3月15日の午前中にヤンゴン国際空港に到着し、ザガインのカレーミョウに3月15日に到着した。3月17日にカレーミョウからティディムへ、3月18日にカッテル村に言った。ケース1が19日に熱が出はじめたので家で待機しており、ケース23も同様に自宅待機をしていた。ケース1の陽性が判明した時点(訳注:3月23日)で、その女性は村にある隔離された家で隔離を行った。隔離期間が終了する直前の4月7日に検査した。今までこの女性には症状が全く見られなかった。患者はティディムタウンシップの病院に運ばれて、必要な治療を受けている。

 

 

ケース24:シンガポール帰りのM男性、32歳、ヤンゴン(マヤンゴン)

判明

(4月10日03:00発表)

ヤンゴン地方域、マヤンゴンタウンシップに住む32歳の男性。シンガポールで仕事をしていた。3月19日にシンガポールからミャンマーへ戻ってきて、4月1日から発熱、だるさの症状が出た。4月6日にのどの痛みと咳が続けて出てきたため、4月8日の昼にマヤンゴンタウンシップ、地方保健所に行き、そこからミャウオッカラッパ病院へ送られ、隔離治療を受け、検査を受けた。

※過去14日間の渡航歴はなし。

 

この人を起源として、巨大クラスタが形成されています。キリスト教の集まりに参加したらしく、たくさんの人が陽性になっています。

 

健康状態

4月28日発表

回復!

 

ケース25:渡航歴なしのM男性、55歳、ヤンゴン(バハン)、リンクなし?

判明

(4月10日03:00発表)

ヤンゴン地方域、バハンタウンシップに住む55歳男性。14日以内に外国に渡航していない。4月2日から発熱、咳の症状が出たので、4月9日にヤンゴンの国民病院に行き診察を受け、隔離治療を受け、検査をした。この患者には、高血圧と糖尿病がある。

 

健康状態

4月28日発表

回復!

 

ケース26:ケース24と接触した夫と接触、M女性、56歳、ヤンゴン(ラインターヤー)

判明

(4月10日03:00発表)

ヤンゴン地方域、ラインターヤータウンシップに住む56歳の女性。14日以内の外国渡航歴はない。4月1日から発熱、咳、のどの痛みの症状が出て、4月8日にヤンゴン国民病院で診察を受け、隔離治療を受け、検査をした。この患者には高血圧と糖尿がある。

 

FB情報ですが、この人は身体が不自由らしく、ほとんど外を出歩きません。それなのに感染したのはなぜかと最初は騒がれていました。その後、この人の夫がケース24と接触し、その後大きなクラスタを形成しています。ケース26の夫は症状がなく、サイレントキャリアとしてキリスト教の集まりに出て、たくさんの人に感染させてしまいました。

 

健康状態

5月7日発表

回復しました。

 

ケース27:タイ帰りのM女性、56歳、モン(チャイマヨー)

判明

(4月10日03:00発表)

モン州チャイマヨータウンシップに住む24歳女性。仕事を探すためにタイに約1か月行っている際に、腹痛を感じたので、タイで1か月間入院して治療を受けていた。3月20日にミャワディー経由でチャイマヨータウンシップにある村に戻り、自宅で隔離を行っていた。3月29日に決められた場所に移って隔離(Facility Quarantine)を行った。しかし、隔離中に腹痛がまた起こったので、3月30日にチャイマヨー国民病院に送られ、隔離(Hospital Quarantine)を行った。8日に検査を実施した。

※過去14日間の渡航歴はなし。

 

健康状態

4月28日発表

回復!

 

ケース28:ケース8と濃厚接触したM男性、63歳、ヤンゴン(バハン)

判明

(4月10日22:15発表)

ヤンゴン、バハンタウンシップに住む63歳男性。ケース8(訳注:ガイド)と濃厚接触歴がある家族なので、3月28日から自宅で行動制限を受けていた。4月7日から発熱、のどの痛み、咳の症状が出たため、9日に検査をした。患者には高血圧と糖尿がある。ウェーバーギー病院で特別治療を施す。

 

ケース29:イギリス帰りのM男性、26歳、タウンジー

判明

(4月11日20:00発表)

シャン州タウンジー在住の26歳男性。3月28日にイギリスからミャンマーに帰ってきて、ヤンゴン国際空港からミンガラドンの決められた場所で隔離を受け(Facility Quarantine)、検査を受けた。患者はタウンジーのセッサントゥン病院に入院する予定で、今の健康状態は良好である。

 

ついに我が町タウンジーでの患者です。この患者にはいろいろ気になることがたくさんあります。14日間の隔離が終わっていないのにタウンジーに戻っているとか。我が町タウンジーのことですので、別記事でまとめます。

 

健康状態

4月28日発表

回復!

 

ケース30:医師のM女性、58歳

判明

(4月11日20:00発表)

保健スポーツ省の病院で働いていた医師。患者と接触して治療にあたったため、検査を受けた。患者はウェーバーギー病院に入院する予定で、現在の健康状態は良好である。

 

公式発表ではありませんが、ケース17(看護師の夫、死亡)の治療にあたっていたという噂をFBで聞きました。

 

ケース31:ケース1と濃厚接触者の女性、49歳、チン(ティディム)

判明

(4月11日20:00発表)

チン州ティディムタウンシップに住む49歳女性。ケース1がカレーからティディムに行く際に、この人の家に宿泊していた。ケース1に陽性が出たあとは、3月25日から自宅で行動制限を受けており、検査をした。患者はティディム病院に移る予定で、現在の健康状態は良好である。

 

ケース32:3か月前に中国から帰ってきた男性、38歳、ヤンゴン(レークー)、リンクなし?

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、レークータウンシップに住む38歳男性。3月23日から発熱、咳の症状が出て、3月28日にレークー国民病院で診察を受けた。この患者には過去3か月前に中国で仕事をしていたことがあり、隔離対象として検査を行った。

健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

健康状態

回復。

 

ケース33:渡航歴なしの女性、29歳、ヤンゴン(シュエピーター)、リンクなし?

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、シュエピータータウンシップに住む29歳女性。4月7日から発熱、咳、鼻水の症状が出て、4月10日にインセイン国民病院に行き、隔離患者として検査を実施した。過去14日以内の渡航歴はない。

健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

ケース34:渡航歴なしの男性、20歳、ヤンゴン(インセイン)

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む20歳男性。4月8日から発熱、のどの痛みの症状が出て、10日にインセイン国民病院に行き診察を受け、隔離対象として検査を受けた。過去14日以内の渡航歴はない。

ケース34、35、36、37は外国人が含まれる宗教行事に一緒に参加していた。健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

健康状態

回復。

 

ケース35:渡航歴なしの男性、20歳、ヤンゴン(インセイン)

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む24歳男性。4月8日から呼吸困難、のどの痛みの症状が出て、10日にインセイン国民病院に行き診察を受け、隔離対象として検査を受けた。過去14日以内の渡航歴はない。

ケース34、35、36、37は外国人が含まれる宗教行事に一緒に参加していた。健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

ケース36:渡航歴なしの男性、33歳、ヤンゴン(インセイン)

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む33歳男性。4月8日から発熱、のどの痛み、鼻水の症状が出て、10日にインセイン国民病院に行き診察を受け、隔離対象として検査を受けた。過去14日以内の渡航歴はない。

ケース34、35、36、37は外国人が含まれる宗教行事に一緒に参加していた。健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

ケース37:渡航歴なしの男性、44歳、ヤンゴン(インセイン)

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む44歳男性。4月8日から発熱、咳の症状が出て、10日にインセイン国民病院に行き診察を受け、隔離対象として検査を受けた。過去14日以内の渡航歴はない。

ケース34、35、36、37は外国人が含まれる宗教行事に一緒に参加していた。健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

余談ですが、このケース37が大人気歌手のミョージーだという噂がFBで流れました。ミョージーがクリスチャンで、44歳だから流れた噂のようですが、その後、ミョージーの奥さんがFBで否定したそうです。

 

(4月15日追記)

その後、ミョージーと奥さんも陽性が出ました。ケース42(奥さん)とケース46(ミョージー)だと言われています。

 

健康状態

回復。

 

ケース38:渡航歴なしの女性、78歳、ヤンゴン(インセイン)、リンクなし?

判明

(4月12日02:00発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む78歳女性。3月26日から発熱、咳、下痢の症状が出て、4月10日にインセイン国民病院に行き診察を受け、隔離対象として検査を受けた。過去14日以内の渡航歴はない。

 

健康状態は良好であり、ウェーバーギー病院に転院して治療を受ける予定。

 

健康状態

回復。

 

ケース39:渡航歴なし男性、85歳、ヤンゴン(パベーダン)、死亡、リンクなし?

判明

(4月12日20:00発表)

ヤンゴン、パベーダンタウンシップ在住85歳男性。4月9日に発熱、咳の症状が出て、ヤンゴン国民病院に11日に行って診察を受け、隔離対象となり検査を受けた。その患者には、過去14日間の渡航歴はない。糖尿と狭心症がある。患者が病院に来た時点で、とてもだるく、血液中の酸素濃度も落ちており、必要な治療を施したが、12日午前6時に死亡した。死因は重症肺炎、糖尿、高血圧と狭心症。

 

ミャンマーで4人目の死亡例となりました。

 

ケース40:ケース8、28と濃厚接触者の女性、68歳、ヤンゴン(バハン)

判明

(4月13日00:30発表)

ヤンゴン、バハンタウンシップ在住の68歳女性。ケース8とケース28と同居する家族。ケース8に陽性が出たので、3月28日からケース28と一緒に自宅で隔離をしていた。患者は、4月9日に検査をしたが、そのときは陰性だった。しかし、患者にだるさ、咳の症状が出たため、4月12日にミャウオッカラッパ国民病院に行って診察を受け、隔離対象として検査を受けた。患者には高血圧と慢性腎臓病がある。

 

ケース8はフランス語ガイドさんです。フランス人旅行者の影響がまだ止まらない・・・。

 

ケース41:ケース24、34~37と濃厚接触者の男性、38歳、ヤンゴン(インセイン)

判明

(4月13日00:30発表)

ヤンゴン、インセインタウンシップに住む38歳男性。4月6日から発熱、咳、身体の痛みなどの症状が出たが、症状がきつくなかったので病院に行かなかった。患者はケース24、34、35、36、37と宗教行事に一緒に参加していた。患者は4月12日に発熱、咳、身体の痛みがまた出てきたので、インセイン国民病院に行って診察を受け、隔離対象として検査を受けた。インセイン病院からウェーバーギー病院に転院して治療する予定。

 

(鈴木コメント)ケース24はシンガポール帰りの人ですね。ケース24からケース41にうつり、ケース41が宗教行事に参加して34~37にうつしたのかもしれません(これは私の推測)。

その宗教行事は4月6日におこなわれ、100人近く参加していたと聞きました(これは噂)。その中に、歌手のミョージーや家族も参加していたので、ミョージー一家も21日間隔離をやると言っています(これも噂)。症状が軽くても、出歩いたらダメですね。

 

健康状態

回復。

 

ミャンマー人の声

ウソをつくな!(4月1日追記)

FB上では、ケース8(ガイド)とケース16(ドバイ帰りの息子と同居していた母)が病院に行った際にウソをついていたと言って、怒っている人がたくさんいます。診察の際に、外国人や外国帰りの人と接触していたことを医者に言わなかったため、医者は十分な警戒をせずに診察してしまいました。その医者も2週間の経過観察に入らなければなりません。公式発表ではないのでどこまで本当かわかりませんが、「お願いだから嘘はつかないで」という投稿が多くみられます。