NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

1か月間、毎日寄付をし続けてわかったこと【寄付月間賛同企画】

ミンガラーバー。

寄付するのが大好き!鈴木亜香里です。

 

私は、自分の団体のために寄付を集める活動をしています。また、「日本にもっと寄付文化が広まるといいな」と思っています。「12月は寄付月間」ということで、何か寄付にちなんだ企画をしたいなーと思っていたところ、ピンと思いついてしまいました。

 

「12月の一か月間、毎日寄付をしてみたらどうか!?」

 

普通のことをしても面白くない!どうせなら、おかしなことをやってみよう!!そんな気持ちで毎日寄付に挑戦しました。毎日、twitterで寄付先と金額を公表しました。

 

 

毎日寄付をしてみると、いろんな気づきがありました。この記事では、毎日寄付をやってみての気づき、感想を書きたいと思います。

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毎日寄付のtweet

twitter上で毎日つぶやいていたものを、補足を加えながら見ていきましょう。

 

【安心感】既知の団体への寄付

 

今回、毎日寄付をしてみて実感したのは、知っている団体に寄付することの安心感でした。

  • セミナーに参加したことがある(テラルネ)
  • ウェブサイトを詳しく見たことがある(ココルーム、シングルマザー、ダイアログ)
  • 代表の方のインタビュー記事を読むなどして知っている(フローレンス、抱撲、アクセプト)

1回でも無料のセミナーに参加したことがあると、「この団体なら大丈夫そうだ」と思えました。逆に、まったく知らない初めての団体だと、いくらウェブサイトを読み込んでも「地雷団体だったらどうしよう・・・」という謎の心配が出てきて、寄付できませんでした。

 

日本ではNPOの信頼度が低く、それはNPOの知名度が低いせいだと言われていますが、その通りだと肌で実感しました。知らないものは怪しく見える、まずは知ってもらうことが大事です。

 

また、今回の寄付金額は、その団体が最低金額として設定している金額にしました。フローレンスはAmazon Payで気軽に寄付できる100円から、他の団体は1,000円か3,000円が多いみたいです。3,000円にしている団体は、認定NPOの要件であるパブリックサポートテスト(3,000円以上寄付している人が年間100人以上必要)を意識しているのだと思います。当会は1,000円で設定していますが、3,000円にしてもいいかなーと思いました。

 

逆に、抱撲さんに1,000円にしちゃったのをちょっと後悔してます。素晴らしい活動されているのだから、もっと金額多くすれば良かった・・・。ただ、1か月毎日寄付となると、お金がどれだけかかるか不安だったのです。序盤でしたし。

 

【寄付単価高】クラファンで寄付

  • お友達、知り合い(ミャンマー、エチオピア、プペル、ケニア)
  • クラファンサイトで見つけた(タイガーマスク、サンタ、コーヒー)

 

「寄付する先がないな~」と思って、READYFORやCAMPFIREなどのサイトを見て探すのですが、なかなかピンとくるタイトルとサムネに出会えませんでした。結果的に、お友達のクラファンがほとんど。

 

サイトで見つけたブックサンタは、実は以前から知っていた団体でしたし、コーヒーは自分もコーヒークラファンをやっていたから関心を持っただけです。タイガーマスクは知らない団体でしたが、お金をまわそう基金が信頼性を担保してくれていたのでなんとか寄付できました。お金をまわそう基金が公益財団法人だったため、「公益だったら平気だろう」と、法人格で判断するしかなかった・・・。

 

やはり、全く知らない人にクラファンを支援してもらうのは、めちゃムズイということが改めてわかりました。

 

クラファンで惹かれるのは、若者応援系です。あと、リターンがあるので、ほしいリターンがある場合は寄付金額が上がる傾向がありました。友人・知人のクラファンの場合は、ちょっといい格好をしたいという気持ちも出て、寄付金額が高めになりがちでした。寄付単価を上げるには、クラファンが有効そうです。

 

【学べる】イベントやセミナー参加

 

NPO団体がやっている有料イベントの参加費です。お金を受け取る団体側からしたら、寄付ではなく事業収入になるのでしょうが、支払う側からすると寄付と同じような感覚なので、これも寄付に含めました。

(ムラのミライは、今回はセミナー日程が合わずに寄付にしましたが、本当は2000円のセミナーに参加したかったので、このカテゴリーに入れました。)

 

これらの団体へ、寄付だったらしていなかったかもしれません。興味のある内容のセミナーだったので参加しました。団体がお金を集める手段として、有料セミナーはけっこうありだと感じました。セミナーに一度参加してもらって団体を知ってもらえれば、その後に「寄付したい」と思ったときに安心感があるのは、上述のとおりです。

 

普通の活動報告だったらあまりお金を払いたいと思いませんが、ノウハウを学べる系にはお金を出せると感じました。

 

【初心者向け】変わり種寄付

 

100円から気軽に寄付できたり、イラストを描いてもらえたり、Lineのお友達登録やtwitterでシェアするだけでスポンサー企業が寄付してくれるものもありますよね。面白そうなのでやってみた、という感じです。寄付単価は低いですね。(イラストは友人のため、ちょっといい恰好した金額です)

 

継続支援

以前から毎月継続で寄付しているものです。オンラインサロンや自分の団体も入ってます。

 

今回は単発寄付を毎日するつもりだったので、マンスリーサポーターにはならないぞと決めていましたが、2つの会員になってしまいました。

 

colaboは単発で5,000円くらい寄付しようと思いましたが、年会費が6,000円と安かったので会費にしてしまいました。マンスリーサポーターや会員になるのは、ハードルがかなり高いと改めて感じました。よく知っている団体で、本当に応援したいと思っている活動じゃないとなかなか決意できませんね。

 

寄付できなかった日もあった

 

寄付総額は約13万円

ということで、この1か月に私が寄付した金額は129,600円でした。

(それにプラスで、プラットフォーム利用料1,129円がかかります。Syncableにかかるのはいいけど、CAMPFIREで毎回220円とられるのが納得いってないです。これは後日語りますね)

 

12月の給料をうわまったらどうしよう!?などと心配していましたが、超えませんでしたね(半分は超してますけど)。こんなことだったら、もうちょっとNPO系に金額増やせば良かったかも。

 

ちなみに、2021年の年間寄付額は、408,310円でした(+プラットフォーム利用料1,789円)。年収の1割以上寄付してました。我ながら、よく頑張りました!

 

 

毎日寄付してみての気づき・感想

私はファンドレイザーという寄付を集める側の仕事をしています。なので、「どこに寄付したらいいかわからない」「NPOが信用できない」などという声が聞こえてくると「甘えるな!寄付したくないから、寄付しないための言い訳なんじゃないのか!!」などと、心のどこかでこっそり思っていました(ブラック!)。ですが、今回、寄付先を探す大変さがとてもよくわかりました。ゴメンナサイ。

 

NPO業界にいて、たくさんの団体を知っている私ですら、こんなにも寄付先を探すのに苦労するのです。ウェブサイトの情報だけで、知らない団体に寄付するのは、なんだかすごく怖かったです。その一方で、既知の団体や、知人が紹介してくれた団体には安心して寄付することができました。

 

今回、寄付先の候補に挙がったけど寄付をしなかったところもいくつかありました。

  • 有名で寄付がたくさん集まっている団体
  • ウェブサイトがメンテナンス中だった団体(ご縁がなかった)
  • 支援したい事業が終わっていた団体
  • 毎日寄付のリストに加えたくないと感じた団体(なんとなくですが)

ご縁やタイミング、寄付者側の体調なども関係してくるなーと思います。

 

毎日寄付は、いろんなことを考えるきっかけになりました。1月になり、寄付先を探す必要がなくなった今は、なんだか寂しい気持ちでもあります。毎日寄付は大変でも、毎週寄付や毎月寄付など、自分でルールを決めて寄付をしてみるといろいろ発見がありますよ。オススメです!

 

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2022年も素敵な寄付ができますように!

今年もよろしくお願いします。