NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

ミャンマーでスマホを紛失したらSIMを再発行しよう!

ミンガラーバー。

ミャンマー在住9年目、鈴木亜香里です。

 

先日、私はミャンマーでスマホを紛失しました。子どもと公園に遊びに行き、その後ヌードル屋に寄って家に帰ったらなかった・・・。公園とヌードル屋に探しに行きましたが見つかりませんでした。残念ですが、仕方がありません。

 

そこで今日は、ミャンマーでスマホや携帯を紛失した際にやるべきことを説明します。特に在住者は、SIMの再発行はぜひやってもらいましょう!

スマホを探す

スマホをなくしたら、まずはスマホを探しますよね。

  • 自分が行った場所に行ってみる
  • 自分の番号に電話してつながるか確認する
  • Grabを利用してタクシーの中で無くした場合は、ドライバーと連絡をとる
  • Facebookに投稿してみる(ミャンマーだと見つかる場合あり)
  • 「端末を探す」というアプリを利用する

    time-space.kddi.com

警察に届けるというのは、ミャンマーではあまり現実的でないように思います。ただ、盗難の場合は海外旅行保険でカバーできる可能性があるので、警察に盗難証明を書いてもらうのが良いかと思います。

  

SIMの再発行手続き

在住者の方は、これまでいろんな人に伝えてきた電話番号が変わってしまうと困りますよね。1500ks出せば、新しい電話番号のSIMはすぐに手に入りますが、元の番号のSIMを再発行してもらえる方法があります。

今回、私も再発行をしてもらったので、その方法をまとめます。

 

手続きをしてくれる場所

電話キャリアのお店か代理店です。私はMPTのSIMを使っていたので、MPTのサービスステーションに行きました。

MPTのサービスステーションは、半分お役所みたいなものですので、土日や祝日は休みです。5連休の初日にスマホを落としてしまった私は、連休が明けるまで待たなければなりませんでした(泣)。

 

必要書類・料金

  • SIMに登録してある人の本人確認書類コピー(IDカード、パスポート、免許証など)
  • SIM再発行申請書
  • SIM再発行料金1500ks

 

SIMに登録してある人の本人確認書類コピー

SIMは本人登録をしないといけないことになっています。その本人登録をしたときに使った本人確認書類のコピーを持っていきましょう。

私は、夫の名前でSIMに登録していたので、夫の免許証のコピーを持っていきました。(原本は必要なし)

 

SIM再発行申請書

こちらは、手続きをしてくれるお店でもらえます。タウンジーのMPTでは「向かいのコピー屋に行って申請書類を買え」と言われ、コピー屋に100ks支払って申請書類をゲット。

タウンジーではミャンマー語の書類しかありませんでした。何を書いたらいいのか、こちらでご紹介します。

MPT SIM再申請用紙

MPT SIM再申請用紙
①MPTの店名

だいたい地名のはずです。店の看板に書いてありました。「Taunggyi」と記入しました。

②日付

この申請書を提出する日付です。

③名前

SIMに登録している人の名前。私は夫の名前で登録していたので、夫の名前を記入。

④父の名前

③の人の父親の名前を記入。

⑤IDナンバー

③の人のIDナンバーを記入

⑥電話番号

再発行してほしいSIMの番号を書きます。

⑦最後にかけた電話番号3つ

再発行するSIMが本当にその人のものか確認するためのテストです。そのSIMで、最後に誰にかけたかを調べます。3つのうち、1つでもヒットすれば合格です。

私はぜんぜん覚えてなくて、夫の電話番号を書いたらハズレでした。その次にマネージャーの電話番号を書いたらヒットして、ホッ・・・。空で覚えている電話番号、この2つしかなかったからやばかったです。

もしヒットしなかった場合は即日発行ができず、3日待ってから再発行されるルールになっているみたいです。でも、担当者のさじ加減という雰囲気でしたので、急ぎの場合は粘ってお願いしてみるのもアリかもしれません。

⑧最後にチャージした金額

これも⑦と同じく、本人を確認するための質問と思われます。いつも5000ksチャージと決めていた私にとっては楽勝な質問でした。

⑨代理か自分か

そのSIMを使っていたのは自分なのか、他の人なのかの確認です。

私はSIMの名義は夫でしたが、私が使っていたSIMで、私が自分で申請に行ったので、自分にチェックをいれました。(左が代理、右が自分です)

⑩サイン

申請者のサインです。私のサインを記入。

⑪名前

申請者の名前です。私の名前をローマ字で記入。

⑫IDナンバー

申請者のIDナンバーです。私は日本のパスポート番号を書きました。

⑬住所

申請者の住所。

⑭電話番号

連絡がつく電話番号を書きます。再発行したいSIM番号ではないので注意。

 

SIM再発行料金1500ks

普通のSIMの価格とまったく同じで再発行してもらえました。代理店によっては、もう少し高くなる場合もあるかと思いますが、たいしたことない金額ですね。

 

まとめ:バックアップのススメ

今回スマホを紛失したことで失ったデータは・・・

  • 写真とムービー
  • 電話番号
  • LineやWe chatのトーク履歴

でした。

 

子どもたちの写真とムービーのデータが無くなってしまったのが残念ですが、好きな写真はだいたいFBにアップしているからダメージは小さいです。

電話番号も、メールや名刺を見ればだいたい再入手できるので問題なし。

Line、We chatは少ししか使ってないので、そこまで生活に支障なし。

 

ということで、大事なデータはバックアップをこまめにとっておくか、クラウドで管理しておくことをオススメします。

 

ちなみに・・・なくしたスマホはバッテリーがもう寿命で、1時間くらいしかもたなかったんです。新しいスマホを夫に買ってもらって、バッテリーが2日くらいもつから快適になりました。ラッキー!