NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

在住者オススメのミャンマー土産6選!マニアック食べ物編

ミンガラーバー。

ミャンマーのシャン州で農村開発をやっています鈴木亜香里です。

 

ミャンマー在住者がいつも悩む「お土産マンネリ問題」。なかなか買いたいと思えるお土産が見つからないし、良いと思ったお土産も何度も買ううちにマンネリ化・・・。

クッキー、カシューナッツのお菓子、コーヒーミックス、ミャンマービールなどと言った土産はもう買いつくしたというあなたむけに、こだわりのミャンマー土産をご紹介します。自分用にも欲しくなる名品ぞろいで、私が全て購入して試し済みのものばかりです。

お土産には食べ物がやっぱりいいよね!

お土産って、好みじゃないものをもらっても、どうしたらいいか困りますよね。いらないけど、捨てるのも申し訳ないし・・・。ということで、一番無難なのは、食べ物です。食べ物だったら、試してみるのは面白いし、食べたらなくなるし!

農村開発関係の仕事をしているので、どうしても一次産品が気になる私。今回の記事では、ミャンマーの農家が作ってそうなもので、品質管理がしっかりされている食品を紹介します。

 

ヤシ砂糖:ふんわり甘い幸せの味

ミャンマーの中央乾燥地帯が名産のヤシ砂糖。ローカルのヤシ砂糖は美味しいんだけど、地元のおばちゃんが手でこねて丸くしているのが気になるところ。しかし、こちらのヤシ砂糖は、きちんと衛生的に管理された工場で生産されているそうです。

パウダー状になっているので、ケーキに入れたり、ホットミルクやコーヒーに入れたり、いろいろと便利に使えそう。パウダーを少し口に含むと、柔らかく溶けてとっても美味しかったです。

cityマート等の各種スーパーマーケットで販売されています。

Royal Jaggery - ဂုဏ္ယူစရာ ျမန္မာ့ထန္းလ်က္မႈန္႕ - ホーム | Facebook

ヤシ砂糖パウダー

ヤシ砂糖パウダー

 

森コショウ(アオモジ):レモンの香りのコショウ

コショウは東南アジア土産の鉄板ですが、シャン州やカヤー州あたりで作られている森コショウ(アオモジ)もオススメ!ミャンマー語直訳では「森こしょう」ですが、日本語では「アオモジ」と呼ばれているみたいです。コショウと似ていますが、少しレモンの香りがします。

森コショウ

森コショウオイルと粉

アオモジオイルもありました。アオモジの実を搾ってとれたオイルで、食用だそうです。チャーハンを作るときに使うととても良い香りになります。

アオモジ(粉)2,000ks、アオモジ(粒)1,000ks。アオモジオイルは200gで2,000ksでした。たまたま見かけたのでどこで買えるかは不明です。リーフレットを載せますので、問い合わせてください。また、シャン州の市場では、シーズンになると普通におばちゃんが売っているとのこと。

アオモジリーフ

問い合わせ先がWechatと電話番号だけなのがハードル高い(笑)

 

モリンガ:肌にも健康にもイイ!

モリンガは、とても多くの栄養素が含まれているスーパーフードです。

モリンガ

モリンガリーフとモリンガパウダー

モリンガパウダーをお茶みたいにして飲んでも良し、ヨーグルトに入れたり、ホットケーキに入れたりして使えます。

モリンガオイルは、化粧オイルとして使えます。日本で買うより、ミャンマーではとても安く手に入るのでオススメ!

 

モリンガについては、こちらの記事にまとめてあります。

www.ngomyanmar.com

 

ハチミツ:世界一をとったはちみつ

スーパーマーケットにはミャンマー産のはちみつがいろいろ並んでいるので、買ったことがある方もいらっしゃると思います。ピンダヤでイスラエルのNGOが支援した「Plan Bee」は有名ですね。

今回オススメしたいのは、「I M honey」です。World Beekeeping Awardsという大会で世界一をとったらしい!どのくらいすごい大会なのかは謎ですが。味は確かに癖がなく、美味しい感じでした。

ミャンマーのはちみつ

はちみつ

お土産で渡すときに「世界一のはちみつ」と言えるし、パッケージにミャンマーの国旗がついているのもお土産感が出るのでオススメです。Asia Light、Parisian、Shwe Puzun、Pucci等のスーパーマーケットやケーキ屋さんで買えるそうです。詳しくはFBをチェック!

I M HONEY Myanmar - ホーム | Facebook

 

コーヒー:ミャンマーで一番をとった、お茶名産地のコーヒー

コーヒーもはちみつと同じく、定番のお土産です。スーパーマーケットでいろいろ売っていますし、日本人がプロデュースしているコーヒーもあります。

www.ngomyanmar.com

今回ご紹介したいのは、ミャンマーのコーヒーでNo.1をとったと言われている「BEHIND the LEAF COFFEE」です。シャン州南部のパオ地域(ピンラウン)で栽培されています。お茶の栽培が盛んな地域なのですが、そのお茶畑の後ろでコーヒーを植えているからBehind the leafなのでしょうかね。

飲んでみると、たしかに香り豊かで美味しかったです。少し酸味があるのですが、嫌な感じの酸味ではなくて、コーヒーとマッチする香りなんです。テンション上がります。

また買いたいと思ってはいますが、このコーヒーとはなかなか出会えません。シャン州でも出会えないのだから、ヤンゴンではもっと出会えないと思います。飲んでみたい方は、問い合わせてみてください。

メール:behindtheleafcoffee@gmail.com

電話:09-5066091

インスタ:@behindtheleafcoffee

BEHIND the LEAF COFFEE

BEHIND the LEAF COFFEE

 

紅茶ミックス:お店のラペイェの味をお家で再現!

コーヒーミックスや紅茶ミックスは、ミャンマー土産の定番ですよね。コーヒーor紅茶、ミルク、砂糖がセットになっていて、お湯を注げばすぐに飲めるあまーいやつです。最初は珍しがって皆から喜ばれるのですが、そのうち誰からも喜ばれなくなる、マンネリしやすいお土産No.1(当社調べ)ですね。でも、今回ご紹介する紅茶ミックスは、マンネリ化しません。なぜなら、高級だから!

ティーミックス

綺麗な箱に入って売られていました。

「Yoke The(ヨウッテー)」という名前の紅茶ミックス。茶葉は北シャンのお茶の名産地であるナムサン産のオーガニックを使用しています。USDAの認証もちゃんととっているらしい。茶葉と砂糖とミルクが配合されていますが、4種類の配合があり、お好みの味を選ぶことができます。カップに粉を入れてお湯を注ぎ約5分待つと・・・美味しい高級ラペイェ(ミャンマーミルクティー)が完成します。

普通は10袋入りで3000ks、スペシャルは12袋入りで6000ksでした。きれいな箱に入っていたので、お土産にも良さそう。スーパーマーケットで販売されているそうです。

ミャンマーミルクティー

ラペイェ屋さんごっこ

エキスポでお店を出していましたが、インスタ映えすぎて楽しかった!アンティークのビルマ産ラジオも展示されていましたよ。

ビルマ産ラジオ

ビルマ産ラジオ

 

 まとめ

 なんだか、入手しづらいお土産ばかり紹介してしまってすみません・・・。アオモジとか、コーヒーは入手難易度高いです。在住者の方は、お土産というより自分用に探してみるのも楽しいと思います。

モリンガ、ヤシ砂糖、紅茶、はちみつは入手しやすいと思うので、ぜひ試してくださいね!他にもオススメのお土産があったら教えてください~。