ミンガラーバー。
ミャンマー在住の鈴木亜香里です。
コロナ以降、オンラインでのセミナーや研修、講演会などがめちゃくちゃ増えましたね。私はミャンマーに住んでいるので、これまではなかなかスキルアップの研修などに参加できませんでした。が、コロナの今、ここぞとばかりに参加しまくっています。参加したかった研修がオンライン化されて嬉しい!
インターネットで検索すると、zoomセミナーを主催する人向けへの情報がたくさん出てくるのですが、受講者側の情報はあまりないようです。せっかく時間を使ってセミナーを受講するのですから、100%活用し尽くしたいですよね!
ということで、オンラインセミナー好きとして、オンラインセミナー活用方法を書きたいと思います。
私のオンラインセミナー参加歴
数えてみたら、3月28日~7月8日までの3か月ちょいの間に、ちょうど30のセミナーに参加していました。3~4日に1回のペースです。
- 国際協力系:14
- ファンドレイジングのノウハウ系:13
- その他:3
料金は無料のものから、16,500円まで。有料なのはファンドレイジング系ばかりです。
あとは、オンラインサロンにいくつか入っていて、そのオンラインサロン内のセミナーが多いです。セミナー自体は無料ですが、サロンの月額料金はかかる感じ。
Zoomセミナーで参加する際の作法
オンラインセミナーは、ほとんどがzoomを利用していると思います。
画面オフで音声ミュートにしたまま参加しているという人が多いのではないでしょうか?主催者からそうするように指示されることもありますが、これは大変勿体ない参加の仕方だと思います。
ミュートを使いこなす
話を聞くときは基本ミュート。質問タイムなど、必要なときだけ自分でミュートを解除して話すようにします。大人数のセミナーの場合は、ほぼずーっとミュートになりますが、少人数の場合は主催者が許可するなら、積極的に話していきたいものです。
ただ、自分の周りがうるさいときは、こまめにミュートを使いましょう!たまにミュートを使いこなせない人がいるとイラッとしますよね(笑)。
画面オンでオーバーリアクション
ほとんどのセミナーでは、参加者は基本ミュートで!と言われますが、画面はオンでもオフでもよいことがほとんどです。多くの人が、恥ずかしいのか、他のことをやりながら聞いているのか知りませんが、画面オフにされている場合が多いです。
私はできるだけ画面はオン派。そうじゃないと、途中で飽きてきてしまうので。画面オンにしていると「他の人から見られているぞ」という緊張感で集中できます。
そして、オーバーリアクションで聞きます。主催者の助手とかよりも絶対に笑顔でオーバーリアクションしている自信があります(笑)。盛り上げたほうが、主催者もノッてきていっぱい話してくれますからね。
- 笑顔でうなずく
- 面白かったときは拍手して、大口開けて笑う
- 「聞こえますか?OKですか?」などと聞かれたら大きく〇サインを出す
- 音が聞こえづらいときは、耳に手を当てて聞こえないサインを出す
- 誰かが話し終わったら、画面に映るように拍手する
団体名を出して質問もする
NPOやファンドレイジング系のセミナーに出ている場合などは、zoomの名前を団体名+自分の名前にしています。少しでも、団体の名前を広めるためです。オーバーリアクションで良い感じに目立っているはずなので、印象に残りやすいかも!?
また、質問タイムにはできるだけ質問したり、チャットに何か書き込むように主催者から指示があれば積極的に書き込んだりもしています。
zoomだから、オンラインだからと遠慮するのではなく、リアルに会っているときのように積極的にコミュニケーションをとっていきたいものです。
セミナー受講前後にやること
こちらは、セミナーの内容を活用するために心がけていることです。まあ、あるあると言ったらあるあるですが。ノウハウ系のセミナーの場合は必ずやります。
セミナー参加前は予習する
セミナー講師から、事前に資料がメールされたときは、ちゃんと事前に読んでおきます。そうすると理解度が変わってくるし、わからないところを質問できるようになるからです。
逆に、事前に資料を読んでなくて、「それ書いてあったやん」みたいな質問する人がいるとイラッとする・・・。有料だったりするとさらに。時間が限られているオンラインセミナーなのですから、予習指示があったらちゃんとやってきてほしいものです。
特に予習の指示などがない場合は、何もしないです。途中でおなかが減らないように何かを食べておく、飲み物を準備する、5分前にはログインするくらい。
セミナー最中のひらめき
セミナー中にメモをとるのはもちろん。特にファンドレイジングのノウハウ系は、聞き逃したら勿体ないので一生懸命メモをとりながら聞いています。
ただ講師が言った内容をメモするだけでなく、「これは自団体で使えそう」「こういう風にしてみたい」などのアイディアがわいてきたら、目立つところに書いておくのがおすすめ!あとから実践するためです。
セミナー後は、同僚にメールを送りつける
セミナーの内容を、メールにベタ打ちの箇条書きで良いので、同僚に送りつけます。期限はセミナー当日か、翌日まで。それより後になると記憶も薄れて面倒になるのでダメです。その際、内容だけでなく、「これは自団体で使えそう」なポイントを必ず書くようにします。
毎回送っていると、皆がだんだん反応してくれなくなってくるけど、くじけず続けましょう。あとで自分で見直すためのメモにもなります。1回受けただけのセミナー内容はすぐに忘れてしまいますが、誰かに教えると少しは頭の中に残ります。
私の場合は、ブログに書いたりもします。同僚には、「ブログ読んでください」でOKですね。
モスト・シグニフィカント・チェンジ(MSC)手法について解説! - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート
実践する
特に有料のセミナーだった場合、実践しなかったら時間とお金の無駄ですからね。必ず実践するようにします。
16,500円のファンドレイジングセミナーに出たあとは、団体内の皆に学びを共有し、一緒に話し合うファンドレイジング会議を毎週実施しています。詳しくはこちらの記事参照!
ファンドレイジング実践の様子を公開します! - NGOミャンマー駐在員のハリキリノート
研修参加費の16,500円は団体から出してもらっています。なので、報告書を出すことは絶対必要です。でも、報告書を上司に出してそれで終わりだったら・・・勿体なさすぎる。実践活用までしてナンボです。
おすすめオンライン講座
最後に、国際協力、ファンドレイジング、組織づくりなどに関心がある方むけのおすすめオンライン講座をご紹介します。
Syncable
クラウドファンディングのプラットフォームであるSyncableが、8月31日までキャンペーンを行っています。このキャンペーン、マジでお世話になりまくっています。
【利用料無料キャンペーン!】1000団体突破記念キャンペーンの開催について – Syncable
- 寄付キャンペーン利用料が無料
- クラウドファンディング&バースデードネーション成功マニュアルがもらえる
- 毎週開催の無料セミナーや無料オープン相談会に参加できる
無料セミナーでは、鎌倉幸子さん、田才諒哉さんと言ったカリスマファンドレイザーの講演が無料で聞けます。毎週出てますけど、毎回違うノウハウが出てきます。マジで有料級のセミナー!
成功マニュアルも鎌倉さん編集の50ページ超えのものだそうで、楽しみです!
Syncableの繋さんがやってくれる無料オープン相談会も1度参加しましたが、少人数で団体の悩みを相談できてすごく良かったです。他団体の悩みも一緒に聞けたのも良かったです。
プラットフォーム利用料もゼロ!カリスマファンドレイザーを2人も呼んできて無料セミナーを毎週やって・・・。そんなんでSyncableさん大丈夫ですか??と言いたくなる(笑)。
1000団体突破記念キャンペーンに登録するとセミナーのお知らせが届くようになるので、ぜひ登録しましょう。無料です。
日本ファンドレイジング協会
ファンドレイジング系の講座なら「日本ファンドレイジング協会」です。私が受けた16,500円の研修は、こちらの「准認定ファンドレイザー必修研修」でした。有料のものが多いですが、クオリティーはしっかりしているはず。
ファンドレイザーの資格を取りたい人も、資格はいらないけど勉強はしたいという方にもおすすめ。
ただ、たくさんセミナーを受けるとお金がかさむので、団体から補助してもらえると良いですよね。ファンドレイジングを本気でやるなら、セミナー参加費以上のお金は集められるようになりますので、先行投資として団体から出してもらえるといいですね。当会は「コロナ期間は積極的にセミナーに出て学べ!」という方針なのでありがたいです。
NPOの中の人向けポータルサイト
これは私はまだ利用したことがないのですが、NPOの中の人向けの研修が集まっているので良さそうです。まだ新しいサイトなので、日付とか一発で見れなくてなんか見づらいけど。一応紹介しときます。
NPO Doors | NPOとオンラインの可能性をひらくポータルサイト