NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

タウンジーの気球祭りを一番詳しく解説!2020年時期予想・行き方・注意事項

ミンガラーバー。

タウンジー在住10年目に入りました、鈴木亜香里です。

 

タウンジーの気球祭りをご存知でしょうか?毎年11月の満月ごろに開催されるお祭りで、ミャンマー全土から観光客が集まります。毎年何人かは亡くなって、「世界一危険な祭り」と言われることもあるくらいクレイジーなお祭りです。そんなに危ないのに、なぜこんなにも夢中になる人が多いのか・・・。

今日は、気球祭りの魅力や参加する際の注意点などを、日本人でおそらく最多参加している私が説明します。

 

タウンジーの気球祭りとは

まずは、「タウンジーの気球祭り」について、基本情報をおさらいしておきましょう。

夜、気球から花火が噴出している写真

私の写真はショボいのですが、本当はすごい迫力!

 

タウンジーってどこ?

タウンジーは、ミャンマーのシャン州南部にある都市です。シャン州の州都で、人口は約30万人。ミャンマーでも5番目以内に入る大都市です。

タウンジーの「タウン」は山、「ジー」は大きいという意味です。つまり、「タウンジー=大きな山」。その名の通り、山の上にある町です。標高は1400mですので、朝晩はかなり冷え込みます。一番寒い12月ごろには、5度くらいまで気温が下がります。

タウンジーにはパオ族がたくさん住んでいます。その他、シャン族やダヌ族、中国系の民族などの少数民族が多数を占めていて、ビルマ族は少数派です。ちなみに、タウンジー在住の日本人は10名以下。祭りの時期以外は観光客もほとんどおらず、ビジネス関係で駐在する人も少数のようです。

 

どんな気球?

日本人が一般的にイメージする気球は、人が乗ることができて、ガスバーナーを使って高度を調節するものではないでしょうか。しかし、タウンジーの気球は全く違います。

まず、人は乗りません。ガスバーナーではなく、タイマツみたいなので火をつけます。気球の素材は、紙です。「シャン紙」と呼ばれる、和紙のような手漉きの紙を貼り合わせて作られています。一応、仏教関係のお祭りですので、気球にブッダの顔が書かれているものも見かけます。 

夜に気球があがる幻想的な写真

気球祭り

何より違うのは、気球の下に大量の火薬を搭載していること!気球が上空に上がると花火が噴き出してきて、とってもきれいなんです。花火は打ち上げ花火のような一瞬で終わるものではなく、15分くらいずーっと続きます。タウンジー気球祭りは、花火のキレイさを競うコンテストなのです。優勝チームには賞金も出ます!(でも、賞金より気球製作費のほうがめちゃ高いっていうね・・・)

  

気球祭りの会場

気球祭りは、タウンジーの町はずれにある広場で行われます。会場名は「ミーボンピャングィン=気球場」と、そのままのネーミング。気球祭り以外の時期もこの名前で呼ばれています。

気球祭りの時期になると、気球場の中に簡易遊園地が出現します。組み立て式の観覧車、バイキング、ローラーコースターなどが設置され、クジや輪投げなどのアミューズメントコーナーも多数できます。気球場周辺の道路には、食べ物の屋台や様々なものを販売するお店、有名企業のプロモーションブースなどが立ち並びます。車やバイクも入れますが、歩行者天国のような状態になります。

夜、ライトアップされた遊園地をドローンで撮影した写真

遊園地ゾーンを上から撮影した写真。幻想的ですね。

 

タウンジーで気球祭りが盛んになった理由は?

ずばり、寒いからだと思います。気球は、気球内部の空気と外側の空気との温度差を利用して飛ばすものですので、気温が高いとうまく飛びません。なので、標高1400メートルの位置にあって寒く、人もいっぱい集まっているタウンジーが気球に最も適した場所なのでしょう。

同じく避暑地として有名はピンウールィンでも、一時期気球祭りが開催されていましたが、規模はタウンジーには負けるそうです。最近はあまり話を聞かなくなりましたが、まだやってるのかな・・・。

 

タウンジー気球祭りの時期は?

ダザウンモン

11月の満月の日を、ミャンマー語で「ダザウンモン」と呼びます。仏教的に大事な日だそうで、ミャンマーでは毎年祝日となっています。

ダザウンモンには、全国的に「カテイン」というお祭りが開催されます。皆で僧院に寄付するための物をツリーのように吊るし、パレードをしながら僧院に寄付しに行くお祭りです。寄付されるのは、洗剤、油、袈裟、おかしなどの、お坊さんが日常的に使うアイテムです。

「カテイン」と同時期に、気球祭りも開催されます。午前中はカテインのパレードに参加し、夜は気球祭りに参戦!!と、タウンジーの人たちは忙しい一週間を過ごします。

ミャンマーのカテイン祭りで道路をパレードしている写真

カテインの様子

気球祭りの日程

気球祭りは、満月の日の1週間前ごろからスタートします。そして、満月の翌日に終了。例えば、2019年の場合は、満月の日が11月11日、初日が11月4日、最終日が11月12日でした。

最終日は満月の翌日としっかり決まっているのですが、開始日が毎年10月ごろまでわかりません。気球のエントリー数が多いかどうかで開始日が決まるからだそうです。(1日にだいたい7個気球を飛ばせるので、エントリーが多いと日がのびる)

 

初日と最終日

地元っ子が一番行きたがるのは、ずばり初日と満月の日です。初日は開会式がありますが、とってもキレイです。気球だけでなく、花火やランタンもたくさん上がるので幻想的。初日には、タウンジーの人たちの多くが気球祭り会場に詰めかけるため、町の中に人がほとんどいない状態になるほどです。

夜、車の渋滞の中、ランタンが空に舞う写真

初日に行ったときの写真。会場を一周して戻ってくるだけで2時間。

そして、気球祭りが一番盛り上がるのが、満月の日!!毎年優勝候補に挙がる上手なチームの気球がエントリーされているみたいです。気球が上がる最終日でもあります。満月の日はなんとなく行きたい気持ちになるみたいで・・・。とにかく、ものすごい混雑です。

反対に、行く価値がないのが最終日。気球は満月の日が最後で、最終日は審査結果の発表と表彰式のみ。気球をあげたグループにとってはワクワクするでしょうが、一般客にとっては、見る意味がありません。

 

2020年気球祭り日程予想

2020年の満月は11月29日です。なので、2019年の気球祭りは11月21日か22日ごろから始まり、11月30日に終了すると予想します。

上述のように、初日と満月の日は大変混雑します。また、土日や祝日も混雑します。外国人観光客は、初日、満月、土日や祝日を避けることをお勧めします。

 

 

子どもにオススメ!昼の部

気球祭りのメインは夜です。花火を搭載した気球を飛ばすので、夜がキレイなんですね。でも、子連れにとっては、人が多くて危ないし、夜遅いのはなぁ・・・と思ってしまいます。

そんな子連れの方にオススメなのが、昼の部です。トリや象など、動物の形をした気球がたくさんあがります。もちろん花火は搭載されていませんので、それほど危険でもないです。自分の真上に気球が落ちてこないようにだけ、気を付けましょう。

サイの気球があがるところ

いろんな動物の気球があがって楽しい

私も子どもがいるので、ここ数年は昼の部のみの参戦です。昼はたくさんの気球がどんどんあがるので、子どもも飽きずに楽しめます。

昼は14:00-16:00ごろです。2日目から満月の日まで、毎日開催されています。満月の日や土日祝日が混雑する傾向にあります。

地面にござを敷いて座っている子どもたちの写真

ござを敷いて待機中

 

外国人が気球祭りに参戦するのは、難易度高し!

気球祭りをこんなにオススメしておいてあれなんですが、外国人観光客が気球祭りに参加するのは、かなり難易度が高いです。特に、ガイドさんをつけて快適な旅をしたい派の方は無理でしょう。自分でなんでも質問して、ちょっとトラブルがあっても楽しめる、バックパッカー気質の方なら、頑張れば行けます。その理由を解説します。

 

旅行社が最も手配したくない祭り

私の夫は、旅行会社をやっています。また、友人もシャン州に根差した外国人向けの旅行会社を経営していますが、口をそろえて言うのが「気球祭りはオススメしない、手配したくない」という言葉です。

まず、日本語ガイドを手配するのが難しいです。タウンジーにも数名、日本語ガイドさんがいますが、全員「気球祭りには行きたくない」という回答でした。時間が夜20:00-26:00ごろまでと深夜になるので行きたくないのです。たとえ、高額なガイドフィーをもらったとしても、渋滞や混雑がひどく、お客さんに不快な思いをさせたり、スリなどのトラブルに巻き込まれる危険があるので、お客さんに申し訳なくてやりたくない。お客さんが、スリやケガなどに遭ってしまったら・・・と考えるだけで怖いです。

また、タクシーの手配も難しいです。ちゃんと待っていてくれるタクシードライバーは、高い料金を払わないと呼べません。安いドライバーさんだと、どっかに行ってしまって、はぐれて会えなくなってしまうことも・・・。

「日本語ガイドさんつきじゃないと無理!」という方は、ガイドさんの航空券代、ホテル代等も全て負担して、ヤンゴンからガイドさんを連れてこないかぎり難しいです。そんな方が、渋滞や混雑、危険などに耐えられるのか!?ホコリいっぱいだし、トイレも汚いですよ。

 

ミャンマー人の友達についていくのが一番

「セレブは高い金額でヤンゴンからガイドさんを連れてこればよいとして、庶民はどうやって気球祭りに行けばいいのか!!」 と思いますよね。ミャンマー在住の方なら、「ミャンマー人の友達(できればタウンジー出身)と仲良くなって、祭りを案内してもらう」が一番良いかと思います。

旅行者の方なら、このブログに行き方を書きますから、それを見ながら、トラブルに遭うことを覚悟で行ってください。

 

タウンジー気球祭りに参戦する方へ 

以下は、実際に気球祭りに参加することを決めた方への情報となります。

 

タウンジーへのアクセス

ヤンゴンからヘーホー空港まで、飛行機で1時間10分。ヘーホー空港からタウンジーまでは車で1時間です。料金の目安は、航空券が片道95ドル~115ドル程度、タクシーは25,000ksです(気球祭り会場へのタクシーは別料金です)。手配が必要な場合は、Asian Royal Starまでお問い合わせください。

peraichi.com

 

バスを利用する場合は、ヤンゴンからタウンジーまでの夜行バスを利用できます。25,000ks程度です。

 

ホテル予約

タウンジーのホテルを予約するには、かなり早めに動き出す必要があります。ローカルの人たちが早くからホテルを押さえだしますので、すぐに満室になってしまいます。ローカルは、3-4日滞在するパターンが多いようで、1泊だけだと予約を受け付けてもらえない場合もあります。値段も、通常価格より2倍くらい高くなります。

タウンジーのホテルについては、今度別記事にまとめたいと思います。

 

タウンジーから車で1時間程度離れたニャウンシュエに宿をとるという方法もあります。ニャウンシュエはインレー湖観光の拠点の町ですので、ホテルがたくさんあります。ホテルによっては、気球祭り観光用に車を手配してくれるところもあるようです。

 

タウンジーの町から、気球祭り会場へ

さあ、いよいよ気球祭りに参戦!タウンジーの町中から気球祭り会場は少し離れていますので、交通機関を利用する必要があります。外国人が利用しやすい順で言うと、タクシー、バイクタクシー、ラインカー(バス)です。が、気球祭り会場に着いた後のことを考えると、ラインカー(バス)利用が一番オススメ。これまで、日本語で詳しくラインカーの乗り方を説明している人はいなかったと思いますが、このブログで頑張って解説します。

タクシー

ホテル等に手配してもらってください。行きだけ送ってもらうのと、帰るまで待機してもらう方法があります。料金は、かなり高くなります。また、タクシーで送ってもらったとしても、会場の中のほうまではタクシーは入れませんので、歩く距離はかなりあります。

待機して置いてもらう場合は、タクシードライバーの電話番号を聞いておいて、待ち合わせ場所や時間をしっかり確認しておきましょう。混雑がひどいので、再会するのが一苦労です。

また、満月の日などの混雑する日の場合は、祭り会場に到着するまでに最大2時間、会場から出るまでも最大2時間程度かかるので、覚悟しておいたほうが良いです。

 

バイクタクシー

町中にいるバイクタクシーの人を捕まえたり、ホテル等に頼んで呼んでもらうことができます。基本的に、待機してもらうことはできず、送りのみになるでしょう。タクシー手配よりも安く、車の間を縫っていくので早く着くことができます。

下記のエーヤワディー交差点まで送ってくれるでしょう。帰りもエーヤワディー交差点のあたりから乗ることができると思います。

 

ラインカー(バス)

私がいつも利用しているのはラインカーです。地元の人たちの多くもこれ。片道500ksと安いですし、たくさん本数があるのですぐに乗れることが利点です。

トラックの荷台に座席を付けた乗り合いバスの写真

ラインカー

ミョーマ市場付近からバスが出て、エーヤワディー交差点まで送ってくれます。帰りも、エーヤワディー交差点付近から乗って、好きなところで降りればOK。ホテルの人に最寄りのバス停名を書いておいてもらったり、ホテル名をバスの人に言うなどして、おりる場所を教えてもらえばよいでしょう。

祭り会場に行くラインカーは「ポェ、ポェ!!(祭)」と叫んでいます。また、戻りは「ミョーパッ、ミョーパッ!!(町を周る)」と叫んでいます。

カフェの写真

お祭り会場の玄関口、エーヤワディーカフェ

 ラインカー乗り場(Aung Mingalar Rd)から祭り会場入り口(Ayeyarwaddy cafe)までの地図を貼っておきますので、ご参考までに。一方通行になっていて、行きは青色のルート、帰りは灰色のルートを通ります。

 

気球が上がる時間

昼の部は、14時~16時ごろに気球があがりますので、13時ごろにタウンジーの町中を出発すれば問題ないでしょう。

夜の部は、20時ごろから気球があがりはじめ、夜中2時ごろまで続きます。普通の日なら、18時~19時ごろにでかければよいでしょう。満月の日は、もっと早めに出かけるのがオススメです。ローカルは、昼間からずーっと待機している人もいます。

 

タウンジー気球祭りでの注意点

世界一クレイジーな祭りと一部で呼ばれることもあるくらい、危険なお祭りです。ほとんど毎年、死者が出ています。また、スリなどのトラブルも多発しています。以下、注意点を書いておきますので、しっかり気を付けてください。

 

火薬

気球にたくさんの花火や火薬が搭載されています。ちゃんと気球が上がればキレイなのですが、失敗することも多いです。気球が破れて上がらなかったり、高度がまだ十分にないのに、花火に火がついてしまった場合、すぐ近くで打ち上げ花火が炸裂する事態に!上空から火薬満載の気球が頭上に落ちてきて、避けられずに亡くなる人もいます。

とてもキレイだし、お祭りは楽しいので、近くから見たい気持ちになりますが、あまり近づきすぎないようにしましょう。よく気球を見て、危ないと思ったらすぐに走り出せる体勢でいることも大事です。

タイマツで気球に熱い空気を送り込む男達の写真

こんな近くに行ったら絶対危ない!

ちなみに、ローカルの人は準備中に火薬に火がつき、家が爆発したり、火事になってしまうこともあります。それでも祭りはやめられないようです・・・。

 

スリ

めちゃくちゃスリが多いです。私も1回やられました。特に、気球があがっているとき、人混みで上ばかり見ている隙にやられます。私はファイヤーダンスを夢中で見ている間にやられました・・・。ジッパーつきのバッグでしたが、熟練したスリは一度ジッパーをあけ、財布を取り出し、最後にジッパーを閉めてから立ち去ります。なので、盗られたことにすぐ気づけませんでした。

 

対策は以下の通り

  • 必要以上の現金や貴重品を持って行かない(クレカやパスポートなんて絶対使わないので、宿に置いていきましょう)
  • 身体に密着できるカバンや、ジッパーつきのものを使用
  • もしスリに遭っても、帰りの交通費を確保できるように、数か所にわけて現金を所持しておく(一人で行って、帰りの交通費もスラれて苦労した経験あり)
  • スマホも狙われるので注意。ズボンのポケットに入れておくのはNG。
  • なるべく人混みで立ち止まらない

 

痴漢

人混みに行くと、痴漢にもあいます。皆お祭りでテンションが上がっているし、お酒も飲んで酔っ払っているので、全く遠慮なく、尻や胸をわしづかみにしてきます。DJブースの前など、あまりに混雑しているところは、避けて通ることをお勧めします。

 

交通事故

渋滞がひどいため、車と車の間を縫うようにバイクが走っていきます。車を運転している人たちは、進みが遅いのでイライラし、運転が乱暴です。スピードがそこまで出ていないので大クラッシュすることはないですが、少しぶつけたり、危ない思いをすることはしばしば。十分気を付けましょう。

 

遊園地

気球祭り会場には、出店ゾーンや遊園地ゾーンもあります。普段は何もない広場ですが、祭りの時期だけ組み立て式の乗り物が来るんです。バイキング、人力観覧車などで、日本ではまず見かけない乗り物なので、乗ってみるのも楽しいです。

 

でも、組み立て式なので、組み立てが弱いと倒れる可能性が・・・。特に人力観覧車は危険なので、夫からはいつも「絶対に乗るな」と言われます(こっそり乗ったりするけど)。乗り物は壊れることもあると肝に銘じて、覚悟して遊んでください。

組み立て式の観覧車の写真

ものすごいスピードで回転する人力観覧車

防寒

特にヤンゴンなどの別地域から来た人は痛い目を見ます。ニャウンシュエから来た人も薄着になりがちですので注意。タウンジーは標高が1400メートルあって、とても寒いです。気球祭り会場は屋外です。そして夜中なので、めちゃくちゃ冷えます。気球を見るために座ってじーっと待っている間、どんどん体温が奪われていきます。

厚手のダウンを着て、 マフラーもして、ホッカイロを握るくらいが必要です。くれぐれも薄手のカーディガンとかで来ないように!

いざ寒すぎたら、会場内の出店で服や毛布が販売されているので、それを買ってください。

 

その他の観光情報

満月の日の夜は、タウンジーの町でパオ族の行進を見られる

満月の日は、気球祭り会場に行っても混むので、タウンジーの町で楽しむのもありです。夕方17時~18時ごろから、パオ族の行進が始まります。

パオの民族衣装を着て、灯篭を持って行進する姿は圧巻!メイン通りを北から南にずーーっと歩いていきます。それを見るのも楽しいですよ。

灯篭を持った集団が道路を行進する写真

幻想的なパオ族の行進

インレー湖周辺の観光も合わせてどうぞ

気球祭り期間中は、カックーパゴダの観光はオススメできませんが、その他のインレー湖周辺の観光は普段通り可能です。インレー湖観光の関連記事はこちら。

www.ngomyanmar.com

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カックー観光に行くのなら、この時期は避けよう

タウンジーから車で1時間半の距離に、カックー遺跡があります。仏教の聖地として有名な遺跡ですが、気球祭りの時期に訪問することはオススメできません。理由は、道路がめちゃくちゃ混むからです。

カックー遺跡に行くには、気球祭り会場を通過する必要があります。抜け道もあるのですが、2019年はあまりにも混雑して、抜け道から抜け出すことができない状態にありました。抜けるのに2時間くらいかかってたのではないかと思います。もし、夕方の飛行機を予約していたとしたら、確実に間に合いません!

タウンジーのホテルもタクシーも値上がりしますし、レストランも混むので、気球祭り以外の目的(カックー遺跡観光、ビジネス目的)でタウンジーを訪問するのは、この時期は避けるべきです。

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