NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

カックー遺跡訪問20回以上の在住者が、見どころや観光のポイント、オススメ現地ツアーを教えます

ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)

ミャンマー在住9年目の鈴木亜香里です。 

 

パオ族の仏教の聖地「カックー遺跡」。日本のテレビでも紹介されたことがあり、じわじわと人気が出てきている観光地です。ミャンマーで一番の観光地であるバガンよりも、カックーのほうが良かったという感想を持つ方もいるくらい!

 

インレー湖から車で片道2時間半で行けるので、せっかくインレーまで来たなら足を運びたいところです。私もお客さんが来ると、カックーパゴダを案内することがたくさんあります。もう20回以上は行っているでしょう。

 

今日は、カックーを知り尽くした(?)私が、カックーパゴダの見どころ、楽しみ方を紹介します。現地ツアーの情報もありますよ!

 

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カックーパゴダ

 

見つけられるか!楽しいポイント

カックーパゴダは、1か所に仏塔がたくさん集まっているので、観光自体はあっという間に終わってしまいます。普通の人なら、ゆっくり見ても1時間あれば見終わります。(写真をいっぱい撮りたい方は、もっと時間がかかる場合もあるみたいですが)。

せっかく片道2時間半もかけたのに、1時間で見終わってしまうのは勿体ない!ということで、以下の見どころをさがしながら、ゆっくり観光してみてください。

 

1)涅槃像

入り口からまっすぐ進んで、四角い建物の中に入ってみると、涅槃像があります。ヤンゴンやバゴーなどで有名なのは「寝釈迦像」ですね。

「涅槃像」も「寝釈迦像」もどちらも寝転がっているので、混同されがち。違いはというと・・・

 

「涅槃像」は、ブッダが入滅したときの様子を形にしたものです。上を向いて両脚は閉じてあり、北枕になっています。

「寝釈迦」は、お父さんがテレビを見るときのように、横向きに寝ている様子ですね。まさに、ブッダが休んでいるときの様子です。

 

カックーにあるのは「涅槃像」です。ミャンマーには寝釈迦像は多いですが、なかなか涅槃像を目にすることはありません。一見の価値あり!

 

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涅槃像。弟子たちがブッダの入滅を悲しんでます。

 

2)タナカさんの仏塔・・・??

カックーパゴダの仏塔一つ一つには「元の寄付者と、アウンサンが寄付」などという、寄付者のプレートが出ています。元の寄付者は、最初に仏塔を作った人のことで、昔のために名前がわかりません。アウンサンの部分には、修繕のためにお金を払った人の名前が記されています。大きな仏塔の修繕には、有名な政治家や有名企業の名前が入っていたりして面白いです。

なんと、日本人が修繕費用を出したパゴダもあるんです。おそらく田中さんだと思われますが、「TAN AK」という表記になっている・・・。

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タナカさんの仏塔についているプレート

 

3)パオ族の祖先の像

パオ族のルーツは、ドラゴンと仙人!!お母さんがドラゴンの化身で、お父さんが仙人だと信じられています。パオ族は頭にバスタオルを巻きますが、ドラゴンの頭と、仙人の帽子を表しているのだとか。

カックーパゴダでは1か所、ドラゴンと仙人のツーショットが見られるポイントがあります。

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パオ族の両親



 

4)カックーの金の豚

カックーは、一度は存在を忘れられてしまい、その後再発見されて再建されたという歴史を持っています。その再建に貢献したのが、なんと「ブタ」!どういう風に貢献したのかよくわかりませんが、その功績をたたえ、金の豚の像が飾られています。豚というより、イノシシっぽいです。

金の豚では、運試しゲームが楽しめます。手前のアクリル板に小さい穴があいており、そこからお金を入れて、豚の上に乗ればラッキー!!めちゃくちゃ難易度が高いですが、成功した人を見たことがありますので、不可能ではないはず。やってみましょう。ちなみにお金は、カックーパゴダへのお布施となります。

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お札が1枚背中に乗っているのが見えますか?

 

5)お参りのために駆けつける仏塔たち

カックーパゴダの徳はものすごいようで、人だけでなく、仏塔までもがお参りにくるらしいです。これは、船に乗って駆けつけた仏塔。別の場所に、白象の背に乗ってお参りにくる仏塔もあります。仏塔がお参りというのは、謎です・・・。

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船に乗って駆けつける仏塔・・・?

 


6)カサに大注目

仏塔の上にあるカサ。複数のデザインがあるので、見比べてみるのも楽しいと思います。中でも、変わったカサが4つだけ存在しています。

材質がセメント!普通は金属で作ってあるのですが、この4つだけはセメントで作られているんです。どこにあるか、見つけられたらすごいです。端っこのほうにありますよ。

また、カサについた鈴の音にも耳を澄ませてみてください。心地よい音が聞こえたら、あなたの心が清い証拠。悪人が境内に足を踏み入れると、鈴の音が鳴らないといわれています。

 

7)逆さカックーで記念撮影

カックーパゴダでの楽しみは写真撮影。中でも、一番のオススメポイントはこちら!

小さな池みたいなのがあり、そこにカメラを置いて撮影すると、水面にカックーパゴダが反射した「逆さカックー」を撮影することができます。

 

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逆さカックーを撮影するオヤジ

 

8)嵐の痕跡

2015年くらい(うろ覚え)に、大変な嵐が来ました。人の握りこぶしくらい大きな雹が降ってきて、ものすごい風が吹いたんです。幸い、人に被害は出ませんでしたが、カックーパゴダに大きな被害がでました。たくさんの仏塔のカサが傾いたり、上部が破損してしまったり・・・。パオの人たちは「カックーパゴダが身代わりとなって、人々を守ってくれた」と感謝していました。

2019年現在、修繕はほぼ終了しています。嵐のあとに修繕した部分がわかりやすい・・・。かなりの広範囲にわたって被害を受けていますので、見てみてください。

ちなみに、カックーパゴダの向かいの「ラインクーンレストラン」も、嵐の影響で店ごと吹き飛ばされました。今は新しいレストランが建設されています。隣には、ホテルも建設中のようで、カックーパゴダを見ながら宿泊できるようになる日が楽しみですね。

 

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嵐の影響でカサが傾いています

  

カックー観光のヒント

レストラン

上述のように、嵐で吹き飛ばされてリニューアルしたレストランです。パオ族の料理を楽しむことができます。本当のパオ料理は、唐辛子をたくさん使った辛いものですが、ここは外国人向けにマイルドな味。手作りの温かい味がします。注文してから料理ができるまで時間がかかるので、カックーについたらまずはレストランで注文してからカックー観光に行くのがオススメ。ゆっくり観光が終わって戻ってきたら、すぐに料理が出てきますよ。

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カックーの向かいにレストラン

ガイド

カックー観光の際は、外国人は1人当たり入場料3ドルが必要です。また、1グループにパオの英語ガイドを1名つける必要があります。以前は必ずガイドをつける必要がありましたが、現在はそこまで厳しく言われないようです。

ただ、私のオススメはガイドをつけること!このブログで紹介した以上にいろんな見どころを教えてくれますし、時間があればパオ族の村に案内してくれます。中には家にまで案内してもらった人もいるくらいです。パオの生活に触れることができるので、オススメです。ガイド料は5ドルだけなので、ぜひ呼んでみましょう。

ガイドはタウンジーから呼んでくる必要があります。タウンジーのPNOオフィスに寄ってピックアップします。

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可愛くて礼儀正しいパオのガイドさん

 

NGOの農業センターを見学!

カックーに向かう途中のナウンカ村に、日本のNGO「地球市民の会」が運営する農業センターがあります。「ナウンカ村落開発センター」というセンターで、地元の農家向けに循環型農業の研修を行っています。

このセンターは、見学自由です。トイレを借りるだけでも歓迎しています。日本人スタッフは常駐していませんが、日本語のパンフレットも用意しておりますので、畑を見学していってください。ガイドやドライバーに 「ナウンカ・ジャパン・センター」などと言えばだいたい通じます。

 

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ナウンカセンターと研修生たち

 

現地ツアー・オススメの旅行会社2選

カックー観光に行くには、タクシーの手配がマストです!公共のバスなどはありません。ニャウンシュエやヘーホー空港からカックー遺跡までの所要時間は、タクシーで片道2時間半程度です。

以下、地元に根付いたオススメの旅行会社を2つご紹介します。カックー遺跡ツアーを手配してもらいましょう。

 

1)Asian Royal Star

とにかく安くカックー遺跡に行きたいという方はこちら。私の夫がやっている会社です。タウンジー在住日本人スタッフというのは、私のこと(笑)。他社と値段比較してみてください。安すぎて驚きますよ。ローカルの人がタクシーを借りる値段とまったく同額ですので、最安値と言ってよいかと思います。

<4人乗りタクシー料金>

ニャウンシュエ発、ヘーホー空港着75,000チャット

ニャウンシュエ発着75,000ksチャット

タウンジー発着40,000チャット

(インレー湖上ホテルの場合はご相談ください)

 

パオ族英語ガイド料金(5ドル)、カックーパゴダ入域料(お一人様3ドル)、インレー湖入域料(10ドル、インレー方面に行かれる場合)、食費などはツアー料金に含まれませんので、別途ご準備下さい。

追加料金なしで、五日市、タウンジーを見晴らせる丘の上、エタヤワイナリーなどに寄ることができます。

タウンジー在住日本人スタッフがいますので、ツアー日に合わせた五日市のご案内、タウンジーでお勧めのレストランやショップのご紹介もできます。ご相談ください! 

peraichi.com

 

2)HOME Myanmar

ニャウンシュエに拠点を置く、日本人経営の旅行会社です。ここの特徴は、奥カックーへのツアーを企画できること。「奥カックー」という言葉すら、HOME Myanmarが考えた造語なくらい(笑)。全く観光地化されていない村にアレンジしてもらえます。もちろん普通のカックー観光もOK。しっかりアレンジされた安心のツアーを楽しみたい方向け。

home-mm.com

 

 

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