NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

カックー遺跡の目の前のホテルで、「夜カックー」と「朝カックー」を満喫しよう!

ミンガラーバー。

ミャンマー在住10年目に入りました、鈴木亜香里です。

 

日本人に大人気のカックー遺跡!これまでは日帰りで観光するしかなかったのですが、新しくホテルができました。このホテルに泊まれば、朝も夜もカックーを楽しめます。ホテルの様子を見学させてもらってきたので、ご紹介します。

 

カックー遺跡とは

シャン州の州都タウンジーより、車で1時間半程度のところにある、仏塔群です。パオ族が信仰する、仏教の聖地です。日本のテレビでも何度も取り上げられているせいか、日本人からの人気が高い場所です。

カックー遺跡の見どころについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

www.ngomyanmar.com

余談ですが、カックーは「遺跡」というより、「パゴダ」のほうが正しい表現かと思っています。遺跡だと「過去に建物があった場所」的な意味になりますが、カックーは今も現役で信仰されている場所です。でも、「カックー遺跡」のほうが「カックーパゴダ」よりも検索させているワードみたいなので、遺跡と書いています。

 

夜カックー・朝カックー

今まで、カックー遺跡の近くで宿泊できる場所はありませんでした。そのため、外国人観光客が夜や早朝にカックー遺跡に行くことは、無理でした(というか、行こうと考えたこともなかった・・・)。

このホテルができたことで、夜ライトアップされた幻想的なカックー遺跡や、朝日の中のカックー遺跡を見ることができるようになりました。実際に泊まった方の写真を載せます。朝日がかなり綺麗だったそうです。

夜、ライトアップされたカックー遺跡

夜カックー

朝日のバックにしたカックー遺跡

朝カックー

カックー遺跡をバックに、托鉢する小坊主の列

カックー前で托鉢

托鉢は早朝ですので、カックーをバックにした托鉢の列の写真を撮れるのはレア!!

 

カックーの目の前にある「Hlaing Konn Hotel:ラインクーンホテル」

ラインクーンホテルは、パオ族が経営するゴールデンアイランドコテージグループのホテルです。インレー湖にあるGICというホテルが有名ですね。

2019年10月からオープンしました。

ラインクーンホテルを正面から見た写真

ホテル正面

本当にカックー遺跡の真ん前にあります。ホテルの入り口からカックーを写した写真がこちらです。

ホテルの前からカックー遺跡を写した写真。

カックー遺跡

タウンジーからカックーまでの間で宿泊できる施設は一切ありません。あるのは村のみ・・・。このホテルに泊まらなければ、片道1時間半かけて来るしかないんです。

 

高級感あるロビー

入ってすぐのロビーは、ひろびろとして高級感がある造り。パオ族の民族衣装を来たスタッフが迎えてくれます。ソファーは固めで座り心地が良い!

ホテルのレセプションで作業をするパオの民族衣装を来たスタッフ

ロビー。パオの民族衣装を来たスタッフが迎えてくれます。

ソファー席とテーブルの写真

ロビーのソファー席

2種類の客室

客室は2種類あります。デラックスルーム(2人部屋)と、デラックスファミリールーム(3人部屋)です。どちらもコテージのような建物です。

ファミリールームのほうが少し広いのですが、なぜか値段は狭いデラックスルームのほうが高いんです。どうしてこういう値段設定になっているのか・・・謎です。

コテージタイプの客室と庭

客室外観

デラックスルーム

2名用の客室です。部屋は少し小さめ。ソファーがあります。

ダブルベッドがある部屋の写真

デラックスルーム

ベッドルームにソファーとデスクがある写真

ソファーとデスク

デラックスファミリールーム

こちらはファミリー用。3名泊まることができます。2名用のデラックスルームより少し広めです。ただし、ファミリールームにはソファーがありません。その代わりに、出窓に腰掛けられる場所がついています。

ダブルベッドとシングルベッドがある部屋の写真

ファミリールーム

ファミリールームの写真

出窓の前に腰掛けられる。ドアの向こうにはデスクがある。

洗面所まわり

洗面所、シャワー、トイレはどちらの部屋も同じような感じでした。デラックスルームのシャワー室が若干広い程度です。ベッドルームとの仕切りはありません。

洗面台の写真

洗面台

トイレの写真

トイレ

シャワールームにタオルが置いてある写真

シャワールーム(ファミリールーム)。デラックスはもう少し広いです。

シャワールームと別室になりますが、湯船もあります。湯船も両部屋共通。ベッドルームとの仕切りがないので、シャワー室と湯船を移動する場合、他の人から丸見えになります。ボイラーは1部屋1つのみのようなので、お湯が足りるのか疑惑・・・。

石で造られた湯船の写真

インスタ映えしそうな湯船

夕食・朝食付き

こちらのホテルでは、宿泊料金に夕食と朝食が最初から含まれています。周りに特に食べられるお店がないので、夕食付きじゃないと困りますもんね。

ホテルの隣にあるラインクーンレストランで食べます。夜はパオ料理のセット、朝はアメリカンブレックファストか地元の朝食メニューだそうです。

 

Hlaing Konn Hotelへのアクセス方法

タクシー

カックーまでは公共交通機関は特にありませんので、タクシーをチャーターする必要があります。タウンジーからカックーまで、だいたい40,000ks程度です。ヘーホー空港からは80,000ksくらいです。

ホテルに宿泊する場合は、送りと迎えと2回分のタクシーが必要となりますね。

 

列車!?

一般の人にはオススメしませんが、列車好きの方には列車に乗るというオプションもありえます。タウンジー→カックーは午後発。カックー→タウンジーは早朝発です。行きだけ列車で行って、帰りはタクシー利用にするのがいいんじゃないかなと思います。

 

Hlaing Konn Hotel予約方法

agodaやbooking.comから予約することができます。

また、私の夫が経営している旅行会社「Asian Royal Star」でもカックーパゴダ一泊ツアーを実施しております。

詳しくはこちらから。

peraichi.com