NGOミャンマー駐在員のハリキリノート

ミャンマーのタウンジーという町で、国際協力をやっています。NGO活動、ミャンマーあれこれ、国際結婚育児ネタなど

ミャンマー人と結婚する前に知っておくべきお金の話【結納・仕送り】

ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)。

ミャンマー人と国際結婚して6周年、鈴木亜香里です。

 

前回の記事で、ミャンマー人と恋愛するなら結婚が前提だから、そこを注意して恋愛を始めるべし!気軽な気持ちではNGということを書きました。

www.ngomyanmar.com

 

今日はその続き。結婚する前におさえておくべきポイントを書きたいと思います。まず第一弾は、お金編。結婚前は考え付かず、「聞いてなかったよ!!」と私が思ったことや、知人の話を参考にしています。これからミャンマー人との結婚を考えているという方、必読です。

 

日本人=天文学的なお金持ち

ミャンマーでは、日本よりも圧倒的に格差が大きいです。貧しい人がたくさんいますが、お金持ちもいます。ミャンマーのお金持ちはものすごいお金持ち。普通の日本人なんてぜんぜん敵わないレベルの、すさまじいセレブが存在します。

ところが、普通のミャンマー人は、「日本人>ミャンマーセレブ>ミャンマー庶民」と考えているようです。「日本人=お金持ち」という印象があり、しかもFBで目にするミャンマーセレブよりもお金持ちと思い込んでいる可能性が高い。彼らにとって「日本人=天文学的なお金持ち」です。特に世間知らずな田舎の女の子は、そう思ってしまいがち。田舎の家族とかね。

 

この誤解を解く必要があります。1回説明したくらいでは、思い込みは簡単には覆せません。「ミャンマーセレブ>>>日本人>ミャンマー庶民」と考え直してもらえるように頑張ってください!

 

結納金

日本人男性×ミャンマー人女性のカップルの場合、結婚するときに必要になるのが結納金。嫁の家族に支払わなければなりません。これが、なかなかの曲者なんです。あなたが日本人男性の場合、おそらく、かなりの額の結納金を求められるでしょう。

感覚ですが、最低100万円から。嫁の家族が住むための土地と一軒家を買うように言われた方もいます。土地と家だったら、1500万円くらいします。ウゲー!

 

厚かましい!お金目当ての結婚なのか!!と怒らないでくださいね。上述のように、彼らは「日本人=天文学的なお金持ち」と勘違いしています。なので、1500万円くらい余裕でしょう、と思っている節があります。そこは、しっかり説明しましょう。

 

また、ミャンマー人は、「大事な娘を少ない結納金で嫁にやってしまっては、娘に価値がないと言っているようなもの。娘がかわいそう」という感覚を持っているようです。日本人的には、あまりに高い結納金だと「娘を売って親が儲けたいのか!」なんて思ってしまいますが。娘を想う気持ちを示すために、娘の両親が高い結納金を請求するようなので、高い金額を示されても「大事な娘さんなんですね」と思ってあげてください。

 

金額を決めるのは大変でしょうが、根気強く説明して、嫁家族に理解してもらう必要があります。彼女に好かれたいからって高級なプレゼントをするのではなく、交際期間中から質素なデートをして、「実は日本人って、そこまでお金持ってない??」と印象付けておく必要があるかも。

彼女が好きだから、年に何回もミャンマーに会いに来てしまいますよね。でも、その1回の旅費が、彼女家族の年収くらいします。年収レベルの旅行を年に何回も・・・!ミャンマー人的にはビックリです。

 

日本人女性の場合、そのへんは何も心配しないで良さそうです。我が家の場合は、謎に10万円の結納金を結婚式の日にもらいました。夫→私の父に渡す→私にくれた→夫に渡した、と謎に10万円がクルクル回って終了しました。金額は、一般のミャンマー人より高めだそうです。相談なども特になく、夫側が決めました。

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約10万円を渡しているところ

 

仕送り

こちらも結納金同様、日本人男性×ミャンマー人女性カップルに関係してくる話です。嫁は、家族のために毎月の仕送りをしたがることがあります。ミャンマーは親のすねを子どもがかじる文化なので、全員が全員仕送りをするとは思いませんが、やっぱり「天文学的なお金持ち」と結婚したら、親にもお金を送りたくなりますよね。

 

日本で出会ったミャンマー女性と結婚した場合、彼女の親は、彼女を日本に送るために相当な金額をかけているはず。その「投資」を回収できないまま、日本人と結婚することになったら・・・。親に恩を感じている娘的には、仕送りして恩返しして、親を安心させたくなりますよね。あなたと結婚することで、彼女は輝かしいキャリアを諦めることになるかもしれない。そこは理解すべきでしょう。

 

嫁が仕事をして、嫁が稼いだ分を実家に送るのならぜんぜん構わない、と思うかもしれません。でも、嫁はミャンマーでも、日本でも、そんなに稼げない場合が多いはず。また、出産や子育てで、仕事を休む期間も長く出てきます。その間は、日本人夫の稼ぎから、ミャンマー嫁の家族へ仕送りする必要があります。ちょうどよい金額を、よく話し合って決めてください。

 

ちなみに、我が家の場合は「生活費は俺が出す。キミが稼いだ金額は、別にミャンマーに持ってこなくて良い」と言われてますので、私の給与は日本で貯めてます。夫と二人で老後を楽しむ資金にしたいと思っています。

 

親戚一同の世話

ここからは、日本人女性×ミャンマー男性にも関係してくる話です。日本×ミャンマーカップルのお金関係で一番聞くのがこれです。親戚一同がお金をせびってくる問題!

例えば、ミャンマー夫の妹の大学進学費用を出した(しかも、夫が勝手に出してた)とかですね。パートナーの両親、兄弟まではOKとしても、甥・姪の進学費用などを頼られるケースもあります。たまに、一人分ならなんとかなっても、何人もとなると大変ですよね。進学のためと言われると、断るのもなんだか申し訳ない気もするし。

 

上述のように、「日本人=天文学的なお金持ち」なので、頼ろうという気持ちが出てくるのだと思います。また、ミャンマー人同士でも、稼げる人が親戚一同の面倒を見ることが多いです。あるミャンマー人が「アメリカに住んでいるおじさん(ミャンマー人)の支援で、兄弟全員大学まで通えた」と言っていました。その人、9人兄弟です。アメリカのおじさんは、甥姪9名が大学に通えるように支援したって・・・すごすぎ。「助け合うのが当たり前の文化である、だから当たり前に頼られる」と覚えておきましょう。

 

寄付

「ミャンマー嫁がパゴダを建てたがる」「ミャンマー人夫が、年に10万円以上寄付に使っている」などと聞いたことがあります。さすが寄付大国のミャンマーです。日本人では想像できないくらい、日常的に寄付をしています。

 

最初は驚くかもしれませんが、慣れてきて、寄付することが嬉しくなってきます。私なんて、夫より率先して寄付をしているくらい。ミャンマー人と結婚すると、寄付が習慣となり、それが楽しいんですよね。これは、心配することないです。さすがにパゴダ建立はビビりますが(笑)。

 

ミャンマーの寄付事情については、こちらの記事をご参照ください。 

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まとめ:日本人男性、頑張れ!

とにかく最初にも書きましたが、「日本人=天文学的お金持ち」の誤解を解くことが大事です。パートナーの誤解は解けても、親や親戚一同の誤解も頑張って解いてください。彼女と結婚したいからと言って、高級なプレゼントを貢いでいたら、大変なことになりますよ。特に日本人男性の場合は大変でしょうから、覚悟して頑張ってください。

 

こういう誤解を解くとか、金額の交渉などのためには、パートナーとの意思疎通が大事だと思います。そのためにも、言葉が通じない国際結婚はオススメできない!

 

幸い、我が家は金銭的な問題には一切悩まされていません。夫家族がある程度裕福なので、親戚問題もないですし。夫的には「日本人嫁、金使いすぎ!」と思ってるかもしれませんけど(笑)。恋愛編でも書きましたが、「お金がなさすぎる人はNG」というマイルールを設定しておいて、本当に良かったなと思います。

  

次は、文化編!こちらからどうぞ。

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